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第5章 悲報 第7話 ビジョンアイ 小田切響子

橋元社長の所有権移転登記の

仕事に取りかかっている私は

少し橋元社長の事で気になる

事があり、私の主人の父で

今は既に引退されているが

長年の経験とこの町の事情にも

詳しくそして何より私や主人も

叶わない程の膨大な知識を持って

いらっしゃる義父の小田切省三さん

私のお義父様に相談に乗って欲しい事が

あると連絡し会って頂ける事になっていた。

お義父様は心良くお会いして下さると

おっしゃって下さったが条件が1つ。

『響子さん。

それではアドバイスは

するからその前に

碁会場に付き合いなさい』

と笑って仰った。

私はお義父様がお会い下さり

直接ご指導頂けるのでしたら

何処にでもお付き合いさせて

頂きますと応え、今お義父様の

よく通われている囲碁サロン

【響】
 
に向かっている。

お義父様は囲碁サロン

響に通い出したのは

私の名前の響子の字が

入っているからだと

嬉しそうに仰って下さった

時は本当に嬉しかったのを

覚えている。

しかし私も数回、お義父様に連れられ

響へ行った事があるが正直お客様の

レベルはアマ八段である。

そのお義父様が通う

ようなサロンではないと思った。

(もう少しお義父様なら

レベルの高い碁会場へ

通うべきなのに・・・

でも響子の響の字が

店名だから気にいったって・・・

お義父様ったら・・)


今日は碁会場でお義父様と

一局打てば橋元様の件の

いや・・・

仕事自体は大した事なく

簡単に済ませれる案件なのだが

私は正直あの橋元社長と言う

方についてお義父様に相談に

乗って貰いたかった。

(しかし・・・

何て言おうかな・・・

どう説明すれば良いのだろう・・・)

私は幼少の頃から時々

至近距離で対面すると相手の

思っている事が映像として

イメージできた。

最初はそれが何かは解らずに

起きているのに夢を見ているみたいと

子供ながらに思っていた。

最初にそれが相手が考えて

居る事だと解ったのは

祖父に囲碁を教えてもらい

棋院に連れて行かれ院生試験を

受ける時に院生師範と対局した

時だった。

私はその時石の形の映像を何度も

見せられた。

それは院生師範が次に石を置く場所。

何手も先を読み次々と石を置いて行く場所

の映像だった。

勿論院生師範は私の手も読んだ上で

次の石の置く場所も決めて考えて

いたのだ。

それが映像になり私の脳内に映されたのだ

と知った。

(今まで私が起きているのに

夢を見ていると思っていた

絵は人が考えている事だったんだ)

小学校5年生の私はその時そう思った。

私は院生師範が私がこう置くと

読んでいた違う手ばかりを打ち

次に院生師範が打とうと思っていた

場所にも打ったりしていきそれでも

定石は外さずに上手く形にして

自分の流れで優位に進める事ができた。

3子を置かされて打っていたから

あのまま打ち続ければ勝てたと思うが

院生師範は途中で

「はい。

もう結構ですよ。

浜野(私の旧姓)さんの

棋力は十分解りました。

ここまでにしましょう」

と仰り途中で対局は終わった。

結果は合格だった。

それがきっかけで私は

起きているのに夢を見るような

この映像が流れ込んでくることが

多くなった。

しかし必ずいつも映像が見えるとは

限らずランダムで起こるのだ。

そしてこの間の橋元社長との

案件の受注に行った時・・・

あの人は・・・

あの人は正直怖い。

私は帰宅途中何度も立ち止まり

震える膝を奮い立たせながら帰路についた。

最初は私に対する卑猥な映像が

見えた。

それは男性と対峙する時はよくあることで

そんなことで私はいちいちその相手を評価

したりはしない。

むしろ健全なエネルギッシュな男性だと思うくらい

でそんな事は世の男性なら皆考えている事。

それは31歳になった今ならよくわかる。

そして次に映像として見たのが・・・

あの人は腕で私の心をこじ開けようとした。

私は目をこらし橋元社長を見据えた。

橋元社長の腕は動いていない。

ではあの腕は?

私はそう漠然としか表現できない

のだが私が映像として見た物を

そのまま表現すると橋元社長も

私も何故かその映像の中では裸であった。

彼は私の胸をすり抜け手を突っ込み

中からこじ開けようとしている。

そういう映像が見えた。

私は即時に本能的に心を閉じた。

どうしたかは自分でも覚えていないが

無意識に心を閉じたのだ。

その後橋元社長からの映像は見えなくなり

私も通常通り業務の話を済ませ帰ってきた

のだが

あれはいったい何だったのだろうか・・・

あの人が故意であのような事をしたのか?

それとも・・・

全く解らない事だらけなのであるが

あの時見えた映像は今までのそれとは

全く異質であんなことは初めてであった。

(こんな話お義父様にできるわけ

無いじゃない・・・

だったら何て言えば良いのかしら?

相談があるから呼び出しておいて

何にも無いですとは言えないしね。

しかも案件は極々単純な所有権の

移転の登記なのよ。

そんな事でお義父様に相談するのも

おかしいし・・・

ただお義父様に会いたかったからです

とでも言うのか?

そうかも知れない。

私はこの言いしれようの無い橋元社長から

感じた恐怖と不安を抱えている今、単純に

お義父様に会いたかっただけなのかも知れない)

心の中でそう思いながら囲碁サロン

【響】

へ向かっていた。

《第5章 悲報 第7話 ビジョンアイ 小田切響子》






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第5章 悲報 第8話 出来過ぎた義理の娘 小田切省三

「しかし響子さんとの

この5目の差は一向に

縮まらんな~

私も精進せぬばなぁ・・」

私は最近お気に入りの

囲碁サロン

【響】

を息子の嫁の響子さんと

出ると徒歩で10分程の

所にある住宅街にある

わが家へ向かう。

「いえいえ。

今日は寄せで私が

上手く打てただけで

それまでは殆ど五分

でしたわ。

本当に途中何度も

お義父様の鋭い

打ち込みには

私も冷汗を掻いて

おりましたよ。」

今私の隣で白のスーツ

姿で歩いている私の

息子恵三の嫁の響子さんは

本当に我が愚息には勿体ない

くらいの出来た嫁である。

私は司法書士、土地家屋調査士と

してこの町ではそこそこ名の

通った小田切登記事務所を設立し

40年間この身を粉にし働き続け

息子に代目を譲ったが正直息子の

恵三だけでは譲る気は無かった。

この響子さんが息子の嫁になって

くれて司法書士として恵三を

フォローしてくれるという事が

無ければ私はまだ現役でいたと思う。

彼女は本当に出来た嫁・・・

いや恵三の嫁としてだけでなく

いち女性としての品格に知性

そして何より気配りも効いていて

素頭も良い。

才媛という言葉は知っていたが

まさに彼女の為にある言葉なのでは

ないかと思うほどだ。

そして恵三が響子さんを初めてうちに

連れて来た時に私が彼女を最も気に

いった理由は囲碁が打てるという事。

しかもこの町の碁会場や囲碁サロンでは

殆ど負ける事などないこの私を初めての

対局で互先であっさり中押しで負かされた事。

私はあの日の事を忘れない。

プロ相手でも3子で打てる私が24歳の

若いプロでは無い女の子に完膚なきまでに

叩きのめされたのだ。

後で聞けば彼女は高校2年生まで棋院の

院生でその年にでもプロ試験を合格できる力が

あると当時の師匠からお墨付きを貰って

いた程の腕だったと聞き納得したが

聡明で美しく品性もありおまけに碁まで

プロ級の腕と私が妻にしたいくらいの

彼女を嫁にする恵三にやきもちを焼いたのを

覚えている。

そんな響子さんが今は私に

懐いてくれているのを本当に

嬉しく思うし実の息子の恵三

以上に可愛く目を掛けているのも

事実である。

話し方はいつも淡々としては

いるが落ち着きそれでいて

冷たく感じさせない起伏の少ない

話し方だが今はその話し方にも

慣れ響子さんと居ると妻の澄江と

居るよりも余程落ち着く。

石にも触れない澄江とでは私が

何よりも好きな碁の話すらできないが

響子さんと話していると勉強になる事

ばかりだ。

「響子さんにそう言って

貰えると少しは成長したか

と思うよ。

初めて打った時はコテンパンに

やられたからね~」

「いえいえ。

あの時はお義父様の

視線が怖くつい私も

いつも以上に真剣に

打ってしまいましたから。

それくらい石の持ち方や

布石に至るまで凄いお力

を感じ私も気を抜けないと

思いましたよ。」

「ははは・・・

しかし結果は中押し

負けだったがね。

しかし私は幸せ者だね。

響子さんが恵三と

結婚してくれたおかげで

いつでもプロ棋士に教わる

事ができるようなものだ。

最高の老後だよ。」

「そんな事ありませんよ。

私の方こそお義父様のような

士業の大先輩にいつでも

教えを乞えるのですもの。

私の方が幸せ者ですわ。」

「あっそうだったね。

今日はそう言えば私に

相談したい事があると言ってたね。

丁度良い。

澄江は婦人会の温泉旅行に

行って居ないがお茶くらい

私でも出せるから家でゆっくり

と聞かせて貰うよ。」

丁度会話が響子さんの

仕事の話になった時に

今では空き部屋が多くなった

3階建ての我が家に着く。

「はい・・・

ありがとうございます。」

「さあ入りなさい。

うん?

響子さんどうしたのかね?

いつも冷静な君が何やら

悩み事を抱えていそうな

顔をしているが・・・」

私は玄関で靴を脱ぎ

先に上がると響子さんが

玄関でしゃがみ込みヒールを

脱ごうとしながら少し浮かない

表情を浮かべている。

思わず上がって来ない響子さんに

声を掛ける為に振り返ったが

意識をしていなかったが

しゃがんだままの姿勢で

何かを考えるような表情を

浮かべうつむいている響子さんの

短めの白のタイトスカートの隙間の

辺りが視野に入ると薄いベージュの

パンスト越しの響子さんの美脚と

その奥に黒色の下着がちらりと視界に

入り慌ててリビングの方を向き直る。

(まさか響子さんの

下着を見てしまう事になるとはっ

いかんいかん彼女は恵三の嫁で

私からすれば娘も同然の子なのだぞっ

省三よ!何を内心喜んでおるのだ!)

私は心の中で強く自分を戒めると

今までソファで向き合う時や囲碁の

対局の際にお互い正座をし向かい合う時でも

礼儀作法の出来た響子さんはエチケットの

面も非常に気が利き下着を他人の眼前に晒す

粗相などをする女性では無かった。

勿論玄関でしゃがみ靴を脱ぐ時もそうだ。

しかし今日はしゃがみ込む片膝を立てたまま

あのような姿勢で長く居るとは・・・

余程何か心に引っかかるものがあるのか・・・

やはりあの橋元に会った事が原因か?

この間彼女の事務所で相談を受けた時に橋元から

仕事の依頼を受けたと言っていたが・・・

あの男の事務所に行き何かあったのか?

「あっすみません。

お義父様・・・

わたくし少し考え事を

していたようです。

お義父様にどのように

お伝えして良いか解らず・・・

自分からご相談に乗って欲しいと

申し上げておきながら・・・」

響子さんが私の後に続き

リビングに入ってきながら

いつもの理路整然とした口調

ではなく少し言葉が重いのが

気にかかる。

今や私は息子の恵三以上に響子さんを

可愛く思っているし妻の澄江以上に

響子さんを愛おしくも思っている。

残りの私の人生の全てを響子さんに

掛けてあげても良いと思うほどに今の

私には響子さんが全てだった。

しかし決してふしだらな気持ちなどは無く

ただ彼女を大事にそう思っているだけなのだ。

その響子さんを悩ませる相手が

もし橋元だとしたら非常に気になる

事がある。

正直私は橋元から仕事の依頼が

来たと響子さんから聞いた時に

受けるのを辞めなさい。

とそう助言したかった。

しかしこれからこの町の

この業界で仕事をしていくのに

橋元と言う難敵をも乗り越えて

いく事も大事だろう。

響子さんの今後の成長の事を

思い万が一の時は私が完全にバックアップを

するつもりで背中を押してあげた。

しかし私が橋元からの仕事を

受けるのを反対したかった理由は

橋元が商売の相手として難しい相手

というだけでなくもう1つ理由があった。

そのもう1つの理由の方で響子さんを

悩ませているとしたら私は老体に鞭を

打ってでももう1度1日だけでも現役に

戻りあの悪評高い男と対峙するつもりでいた。

あの橋元は私が現役の頃から

大の好色家として有名だった。

そして今までは娘の様に見て来た

響子さんだったが今日改めて見てみると

彼女ももう31歳。

子供も居るし立派な成熟した女性

であるのだ。

そしてそういった視点で彼女を視た時に

掛け値無しに美しくこの響子さんが橋元の

好色家としての部分を刺激しないわけがない。

改めてそう思った私は無性に響子さんの事が

心配になってきて依頼を受けさせた私自身に

苛立ち後悔し始めていた。

さっき玄関先で響子さんは私に相談が

あるがどう話して良いか解らないと

言っていた。

それはまさしく私が橋元への不安要素と

していた後者の方で響子さんが悩んでいるから

では無いのか?

ソファには座らずにリビングのテーブルの前に

正座する響子さんを見ながら私は湯呑を2つ

テーブルに置き響子さんの対面ではなく

響子さんから少し離れた隣に座り

「響子さん・・・

どう話して良いか解らない

相談事ってやはり橋元の事だね?」

「はい。

やはりお義父様は

何でもお見通しなのですね。」

「やはりそうか。

君が仕事の事で私に

相談と言っても恵三じゃ

あるまいし普通の案件では

もう響子さんを悩ませるような

案件は中々無いからね。

もし響子さんが今のような

いつもと違う表情になるほどの

悩みとは橋元から依頼を受けた

仕事の内容ではなく橋元の人間性

その物だと思ったまでだよ。」

響子さんは膝の辺りに手を揃え

正座しながら少しうつむいていた

顔を上げその和風美人の響子さんの

象徴とも言える澄んだ瞳を私に向けると

何か言おうとしまた押し黙る。

これは・・・

既に橋元と何かあったのか!?

私は大事な娘を橋元のような

小汚い男に傷物にされたような

怒りが沸々と湧いてくる衝動を覚え

その真相を聞けずに居る自分にも

腹を立てる。

私は橋元と言う男とは面識は無い。

しかしあの男の噂は現役の時から嫌という

程耳にしてきた。

良い噂、悪い噂、様々だがそのどれもが

真実とは限らないが事橋元の女性遍歴に

関しては橋元に妻を寝取られた旦那本人からも

聞いた事があるし秘書を目の前で蹂躙された

経営者の男性本人の口からも聞いた事があった。

「響子さん・・・

前にも話したがね・・・

私も橋元と言う男には

会った事は無いがこの業界に

居るとね。

嫌でもあの男の事は耳にして

きたよ。

だから・・・

響子さんがあの男に会い

どう思ったか・・・

何があったかは聞かなくともね・・・

響子さんがあの男からの依頼を

断りたいと思っているなら

私が代わりにあの男に会い

に行き断ってきてあげても

良いのだよ。」

えっ?という表情で

顔を上げまた私を見据える響子さん。

その表情に今日の私はどうかしているのか

吸い込まれそうな感じになる。

今日この場で今私は明らかに息子の嫁に

女性としての魅力を感じ始めていた。

その華奢な身体に骨は細いが程よく

肉のついた脚、行儀良く正座する事に

よりその美脚が際立つ。

私は橋元に響子さんを寝取られるのを

恐れているのか!?

いやもしかしたらもう既に・・・

いやこの聡明な響子さんに限ってそんな

事あるはずがあるまい。

何をバカな事を・・・

「お義父様・・・

ありがとうございます。

正直今お義父様がおっしゃったように

橋元様からの案件はお断りしたいと

いうのが本音です。

案件自体はただの所有権移転登記・・・

全く簡単なもので今後何かのトラブルに

発展するようなことも無い良いお仕事なのです。

ただ・・・

お義父様のおっしゃったように

わたくしはもうあの方にお会いしたくないと

そう思っております。

今までも見た目の怖そうな方や威圧感の

ある方のお仕事も何件も受けて参りましたが

1度もクライアントが怖いと思った

事はありませんでしたが・・・

正直わたくしはあの橋元様を怖いと

思ってしまいました。

それだけが理由なのですが・・・」

響子さんがまだ何か話し辛そうに

話していて全てを私に話してくれて

いるわけではないのが解る。

しかしこれだけで私には充分であった。

それ以上の事を話されると正直今の私は

怒りに任せて何をするか解らない。

「響子さん・・・

それで良いのだよ。

それで良い・・・

正直ね、私は響子さんに最初に

相談を受けた時に断りなさい。

と言ってあげなかったことを

今本当に後悔しているのだよ。

今回の件はね。

私が橋元に会いに行き

断って来てあげるから

響子さんはもう橋元に

金輪際会う事は止めなさい。

いいね。」

響子さんは申し訳さなさそうな

不安げな表情で私を見ながら

ゆっくりと頷いた。

私はそんな響子さんを

あの橋元と言う獣に会いに

行かせてしまった自分が許せなく

それでもここにこうして私をまだ

義父として頼ってくれている

響子さんが居てくれることに

無性に彼女が愛おしく思え

彼女の肩を抱き寄せた。

「響子さん

無理をさせて悪かったね。

本当に済まない。」

響子さんは私の胸に抱き寄せられ

その細い肩を抱きしめる私の背中に

軽く両手を回して抱き着いて来て

くれた。

「お義父様・・・・

・・・・・・です・・」

この距離で居るにも関わらず

私には響子さんがお義父様の

後に何と続けたか聞き取れなかったが

私は聞き返すこともせずにそのまま

強く響子さんを抱きしめた。

「後の事は

任せておきなさい。

響子さんは何も心配しなくて

良いからね。」

私はその言葉の中に

橋元に対する怒りが

こもっていた事に自分自身では

気づいていなかった。

《第5章 第8話 出来過ぎた義理の娘 小田切省三》





第5章 悲報 第9話 再会 中村弘樹

全く最近は何をしても面白くない。

俺の最近の生き甲斐はと言えば

妻のミカちゃんとのSEXレスを

どう解消するか・・・

その1点だけに頭を使い生きていた。

それがまさか愛妻のミカちゃんの・・・

あのような姿を目の当たりにすることになるとは・・・

最近の俺はふぬけ同然でセンターの派遣社員の

オペレーターの南川さんあたりからも中村さん

最近元気ないですね?夏バテですか?と聞かれる

始末。

ミカちゃんはと言えばあの田尾の一件があってから

益々綺麗に色っぽくなったような気がする。

そして俺に対する態度も何も変わらないしこちらから

誘わないのでミカちゃんから誘ってくることも無く

依然SEXレス状態は継続中だ。

あれから田尾とは何も無さそうには見えるが・・・

もし社内でされていたら俺には確認のしようもないが

おそらくミカちゃんの生活リズムから見てもあれ以降は

何も無いとは思う。

しかし・・・

田尾・・・

ミカちゃんの会社の同僚らしいが

あの田尾と言う男がミカちゃんを

何度も何度も絶頂に導く姿を見て

俺は正直男としての自信を無くして

いた。

そんなSEXレス解消計画を諦めた

俺だがあの日以降、愛妻のミカちゃんに

新たなる願望を抱いていた。

もう1度あの俺が見たことも無い

乱れ狂うミカちゃんの姿を見たい。

しかしその相手がミカちゃんが

おそらくはタイプか好意を抱いているような

田尾のような男では面白くない。

あの気の強いしっかり者の母であり妻である

ミカちゃんが何らしかの理由で自分が本来

SEXをしたくないような相手に仕方なく

しなくてはいけないような状況に追い込まれ

その上田尾のようなSEXテクニックを持って

あの時のように乱されて欲しいのだ。

田尾のような男ではあのうっとりしたような

表情を見なくてはならなくて俺には正直

それが辛かった。

しかし自分ではどう頑張ってもあの田尾と言う

男の領域まではたどり着けない。

そもそも持っている筋力に一物レベルが

全く違う。

しかしミカちゃんはあのような好意を抱く田尾の

ような男以外でも自分が嫌悪感すら抱く相手で

あったとしても田尾のような一物に

田尾のようなテクニックが

あればあのように乱れてしまうのか?

もう1度ミカちゃんが乱れる姿を見たいというのも

あったが実は嫌な相手でもそうなるものかそこを

確かめてみたいと言う気持ちが強かった。

そしてあれから何もかもやる気を無くし腑抜けのような

俺は今日は貯まりに貯まった有給休暇を使い当てもなく

ミカちゃんの職場の佐川鋼管工事の向かい側にある

モールをぶらぶらしていた。

12時20分か・・・

腹でも減ったし何か食べるかな?

2階のフードコーナーに行くとミカちゃんが

食べに来ているかもしれないから別にバッタリ

会っても何も困る事はないが取り合えずそれは

避けて1階の喫茶店でも行くか・・・

重い足取りで喫茶店へ入り何処に座ろうかと

席を探していると・・・

うん?

あいつ・・・・

「あっ!松永?

松永やろ?お前?

俺!俺やっ中村やっ!

ほら小中一緒あった中村!」

昔からイケメンあったけど

偉いまた男前になったな~

コイツと思い俺は久々に偶然

出会った同級生に話しかけていた。

「中村君?

あっあの中村君か・・・

久しぶりだね。

元気にしていた?」

俺は1人で座る松永の向かいに

座った。

「おうおうっ元気元気っ

まあ最近気に食わん事

あってイライラはしていて

今日は有給とっとるが

まあ身体は元気やよっ

あっお前1人やろ?

ここええか?」

俺は先に座っときながら

一応念のために聞くが

松永は相変わらず澄ました顔で

頷き

「そうかぁ・・・

まさか中村君にこんな

所で会うとはね~

あっでも僕今もう松永じゃ

ないよ。

高校以来中村君とは会って

いないけど僕今母の姓に代り

稲垣っていう名字なんだよ。」

「えっ!?

あっあっそうなんや・・・

そうか~

長い事会ってないからな~

そう言う事もあるわな~

えっ稲垣!?

お前稲垣っていうの?」

「うん。

そうだけど何か?」

「えっいや・・

(最近ミカちゃんがやたら

怒ってる相手って稲垣・・・

確かそんな名字あったよな~

まさかこいつ?)

あっあのな

お前もしかして仕事って

そこ?」

俺は丁度このモールの

向かい側にある佐川鋼管工事がある

場所を指さしながら聞いてみる。

「えっ?

あっそうやけど・・・

どうして?

良く分かったね。」

(うお~!

やっぱり・・・

しかしこいつがミカちゃんが

補助している営業の稲垣か?)

「いやそんなスーツやし

営業の仕事の途中なんやろな~

と思ったけど・・・

それでここに飯食いに来てる割に

手ぶらやから近くの会社かなと

思って聞いてみたんやけどビンゴ

あったみたいやな~」

「営業もそうだけど

良く分かったね~

一応これでも今は僕

トップセールスなんだよ。

中村君は今何やってるの?」

(やっぱりこいつか!

ミカちゃんがトップセールスの

ナルシストって言ってたからな~

しかしこいつは気位は高いけど

そんなに嫌な奴じゃなかったんやけどな~

昔は中村君中村君ってよく俺についてきて

可愛い弟分のような存在あったんやけど・・

しかし今じゃこいつ背も俺よりでかなってるし

何より男前になったな~

しかしあの松永がトップセールスか~

成長するもんやな~人って)

「俺か?俺は今消費者金融で

働いているよ。

コールセンターで管理職やってる。」

「そうか~

もう管理職なんだね。

中村君は昔から何でも

できたもんね。

やっぱり凄いよ。」

「あほっそんな事ないって。

ただ早熟あっただけやよっ

俺なんかっ

松永のように

営業で1位取る方が凄いって!」

「そうかな~?

誰もあまり褒めてくれないから

中村君に褒めてもらうと特に

嬉しいよ。

うちの会社の人間はトップセールスで

会社に貢献しているこの僕をぞんざい

に扱うやつが多いからね。

今僕の営業補助をしている

女も僕に対する

態度が非常に良くないんだよ。

偶然中村君と同じ名字の

中村っていうんだけどね

その女も」

(おうおう。これは相思相愛の逆バージョンで

お互いいがみ合っているのか!?ミカちゃんと

松永は、うん?しかしこれは使えるかも?)

「そっそうかぁ・・・

その女はそう・・・

松永に対する態度は

悪いのだろうけど

女としてはどうなん?

もしお前がお仕置きしてやるとして

虐めたくなるような身体とか顔を

してたりはせんの?

やっぱり女は

そこからしつけてやらんと

言う事聞かんやろ?

それともそれすらしたくないような

ブサイクならもう

営業補助を変えたったら

ええやん。」

松永・・・

いや稲垣は一瞬驚いたような

表情で俺を見たがその後にやりと

笑い

「中村君は面白い事を

言うね。

うん・・・

あの中村っていう営業補助は

確かにエロい身体してるよ。

顔もね、女優の水野真紀の

ような感じで美人ではあるし

結構年上で良い年しているけど

ミニスカートで出社したりして

太い足見せたりきっと

欲求不満なのかもね。

僕に対する口の利き方も悪いし

ミスした時に全く反省の色が無い所が

このトップセールスの僕を苛立たせるのさ。」

(なるほど。

こいつもかなり天狗に

なってるようやなあ。

確かにミカちゃんがむかつくのは

解るがここはこの稲垣を上手く

使えれば面白い事が起こるかも

知れんなぁ・・

俺をそうさせたのはミカちゃんなんやからね。

しかしこいつにはやられたくは

ないやろうな~いくら顔がイケメンでも

今の松永は確かに女にもてる性格では

ないな~こいつにやられたらやられ方に

よってはかなり屈辱だろうな~)

「なあ・・・

松永その中村って営業補助を

よ~次何かミスした時にお前の

権限で首にしたりはできんの?」

「うん?

くびに・・・

まだそこまでは

考えた事はないよ。

まあでも彼女は契約社員だから

営業の僕がいらないと言えば

次の契約で雇用はおしまいには

なるだろうね。

今すぐ首とかはさすがに無理だけどね。」

「ほうほう・・・

それでもお前にそれだけの

権限があるわけやな。

あのな・・・

松永・・・

実は頼みがあるんやがな。」

「頼み?

昔お世話になった

中村君の頼みなら

僕に出来る事なら

何でも言ってよ。

何?」

「いや・・・

うん。あのな・・

実はお前の補助してる女は俺の

嫁やねん。

俺もまさか松永が嫁の上司に

当たる立場の人とは知らんかったよ~

ホンマ今お前に聞いて初めて気づいたわっ

すまんな~生意気な嫁で・・・」

「えっ!?そうなの!?

いや・・・

僕の方こそ中村君の

奥さんとは知らずに・・・

色々言ってごめん。

今日からは上手く接するようにするよ。

頼みってそれかな?

勿論契約を切ったりはしないから。」

「いや。

違う違う。

逆や逆や。

今まで以上に

厳しくしてくれてええねん。

それに次なんかミスしたら

社内じゃなく社外で謝らせて

欲しいんよ。

もう我慢の限界来たとかなんとか

口実つけていい加減に契約切るという

ような事もちらつかせてな。

実は俺な詳しい事は言えんが最近

嫁と色々あってよ~

離婚する気とかは無いんやが

嫁にはきついお灸をすえたいねんけど

ほらお前も知ってる通りあの性格やろ?

どうにも旦那としての立場じゃ出来る事と

出来ん事があってな。

だから嫁の上に立つお前に

ちょっと嫁をお仕置きして欲しいんや

俺の分まで」

「そう言う事か。

中村君の頼みは解ったけど

本当に良いの?」

「かまわん。かまわん。

それでその姿を俺が何とか

隠れて見れるようにしたいんや。

お前もう時間ないやろうから

これ俺のLINEのIDやから

また夜でも酒飲みながらでも

飯食いながらでも

きっちり作戦立てて決行したいんよ」

稲垣は少し笑みを浮かべながら

「そう。

中村君も色々

大変そうだね。

でも協力するよ。

しかし・・・

そのどういうお仕置きを

すれば良いの?

多分中村君のいうように

僕の職権を使えば彼女を

ほぼほぼ嫌でも無理やりに

従わす事はできるけど・・

僕もかなり彼女には

嫌われてるだろうしね。

正直せいせいするから

中村君の頼みは僕にとっても

嬉しいけどね。

旦那さん公認でお仕置きして

も良いわけだし・・・」

「どういうも何も・・・

お前次第やよっ。

お前うちの嫁SEXの

対象になる?」

「えっ?

それはまあ

喋らなければ

綺麗な人だからね。

良いの?」

俺は大きく頷き

「どっかに

繋いで思いっ切り

大人の玩具とかで

いたぶったって

くれっ!

そのあと

好きにハメ倒してくれて

ええから

嫌いなお前に

土下座させたまま

バックからでも

ハメてくれたらええよ。」

「本当に良いの!?

それは僕もあの生意気な・・・

あっごめんね。奥さんなのに・・

しかしそれは凄く興奮するね。

中村君凄い事考えるねっ

しかしそのシュチュエーションは

本当に燃えるよ。

内心はトップセールスの

この僕を小ばかにしているような

普段は僕に態度の

悪いあの中村さんを

土下座かぁ・・・良いねっ

中村君が本当に良いなら

手伝わせてよっ

何か僕もやりたくなってきたよっ

・・・しかし中村さんと

奥さんと・・相当な事があったんだね。

いやそこは何があったかは聞かないけど

中村君の怒りは十分わかったから

また連絡するよLINEでね。

これ僕の名刺で電話番号書いてあるから

中村君からも連絡してよっ

それじゃ僕時間だから戻るよっ」

そう言いながら松永改め

稲垣は伝票を持って立ち去ろうと

したがそこは俺に新たな楽しみを

与えてくれそうな稲垣に払わせられ

まいと俺が伝票を無理やり取り笑顔で

稲垣を見送った。

《第5章 悲報 第9話 再会 中村弘樹》





第5章 悲報 第10話 親友との共有事項そして・・・ 中島由佳子

カスミンに付き合い菊一探偵事務所に

大原君の捜索の依頼を申し込みに行った

帰り私はカスミンとパスタ屋さんで

久々にランチを一緒に取りその後、

私の車でカスミンを自宅まで送った。

大原君が出社しなくなってから平安住宅では

6営業日が経過した。

そしてこの2週間くらいで私やカスミンの身には

今まででは考えられないくらいの非日常的な

出来事が起こった。

私はカスミンと大原君が出社しなくなり

3日目の時に2人でスポーツクラブへ行き

汗を流した後、帰りに喫茶店で色々これまでの

事を整理する為に話合った。

そこで私もカスミンもお互いこの数日で

起こった事を洗いざらい話した。

驚くことに私もカスミンもあの水島と言う

どうしようもない人格破綻者と関係をもって

しまっていた事。

そしてカスミンは水島だけでなく部下の

大原君とも関係を持ってしまっていた事。

大原君がカスミンに対して恋心を抱いていた

事、それにより水島や橋元社長を裏切ったこと。

その裏切りが原因で大原君は彼等の手により

もしくは彼等から逃げるために行方をくらませて

いる可能性が高い事。

などが解ってきた。

そして会話の流れで私は水島や大原君と関係を

もってしまったとカスミンから聞いた時に私と

同じ環境になってしまったカスミンにどうしても

聞きたかった事を聞いてみた。

「カスミン・・・

あの・・そのっ

カスミンもその・・

水島や大原君と・・・

エッチしちゃったって事だけど・・・

その逝ったりした?」

「えっ?

う・・・うん。

逝った・・・

大原君の時が生まれて初めてで・・

水島にされた時は・・・

嫌だけど悔しかったけど・・・

逝きたくなかったけど・・・

逝っちゃったわ・・・」

「そう・・・

カスミンでも・・・」

「由佳子は?」

「私も逝っちゃった・・・

私は初めてでは無かったけど・・・

主人の信二さんでは逝った事無かったのに・・・

今でも凄い罪悪感を感じるよ・・」

「そうだよね。

私は浩二君が浮気していたと

いう事実を知ったからそこまででは

無かったけど・・・

大原君の時は正直、私を守ると言って

くれた彼にそんな事今まで言われた事

無かったので正直、心の底から気持ち良く

なれたわ。

本当に死ぬかと思う位・・・

私声が出ていたし・・・

気持ち良かった。

でも水島の時は・・・

本当に屈辱感で一杯だったのに・・・

逝ってしまった自分自身に情けなくて

腹が立ったわ・・・」

「氷の女も逝くものなのねっ

ははっ良かった私だけでなくてっ」

「こらっ!由佳子~!

もうっ!」

というやりとりがあり

私の気持ちは随分と楽に

なった。

私の親友であり尊敬する

カスミンでもあの水島に

されると嫌いでも憎くても

逝ってしまうものなんだと・・・

私だけじゃなかったんだという

気持ちが凄く自分を楽にした。

そしてその2日後私は会社の同僚の

西崎由香さんに人探しなら菊一探偵事務所が

府内では1番と聞きカスミンにLINEで

伝え一緒に連絡をして訪問した。

代表の菊沢宏さんは不在ではあったが

名字からおそらくは菊沢宏さんの奥様であろう

かと思う菊沢美佳帆さんという綺麗で知的な

女性が代表代行と言う事で応対してくれた。

すごく安心感を与えてくれる包み込まれるような

空気感を醸し出していて私もカスミンも菊一探偵事務所に

入る前と出てからでは足取りが違っていた。

あの日からあまり食欲も無かったが帰りにカスミンと

行ったパスタ屋さんでも久々に食が進んだ。

菊一探偵事務所を紹介してくれた西崎さんにも

是非宜しく言っておいてとカスミンも喜んでいて

良かった。

私も久々に気が晴れたのでこのままスポーツクラブにでも

行き水泳でもしようかと思い車をスポーツクラブへ走らせる。

「食べ過ぎたからね~

食べた分は使わななきゃね。

これ以上太るとまた

スーツがきつくなり

サイズが合わなくなるからね~」

独り言も昨日までとは

違いリズムよく自分の言葉にも

生気が戻っている事にさらに

テンションが高くなる。

スポーツクラブの駐車場に車を

停めると手ぶらであったので

フロントで新しい水着を

買っちゃおうと思い色々見ている。

(ビキニタイプはさすがに

厳しいかな?

やっぱり無難に黒のワンピースタイプ

かな大人しめの・・・)

と眺めていると。

「あれ?

中島さんっ

中島さんの奥様ですよね!?」

後ろから聞き覚えのある

男性の声がする。

私はふりむくとそこには

ヒールを履いた私よりもさらに

10㎝以上は背の高い男性。

定光薬品の営業で家にもう

2年程通って下さっている

剛田さんが立っていた。

「あっ!

剛田さん~

偶然ですね~

剛田さんも

今からですか~?

あっここの会員に

なられたのですね~」

「あっやっぱり

中島さんでしたか~

こんな美しい後姿は

中島さんしか居ないと思い

つい後ろから声をかけて

しまいまいましたよっ

失礼しました。

はいっ私も今さっきフロントで

入会登録を済ませ今日は水泳を

やろうと思い水着を物色

しにきたのですよ~

しかし良さそうなスポーツクラブですよね~

紹介してくださりありがとうございました。

中島由佳子さんの紹介と言ったら

入会料金無料に2か月間の利用料金も

半額だそうで・・・

随分浮いちゃいましたから

またお礼にお食事でも

奢らせてくださいね~」

「え~後姿自信ないな~

特にパンツスーツの時は・・・(お尻が大きくて・・)

あっそうでしたか~

今日入会したのですね~

良かったですお安く利用できそうで。

え~そんなの良いですよ~

いつもマッサージしてもらって私の方こそ

何かご馳走しなきゃならないくらいですから~」

私は水島に抱かれた翌日に剛田さんにして

もらったマッサージを思い出すと股間の辺りに

熱くなるものを感じていた。

それは剛田さんのマッサージを思い出した事と

彼の屈託のない笑顔に明るくてそれでいて力強い

言葉に元気を貰いそれにいつも自宅に訪問して

くれた時に彼と話すのが正直楽しかった事から

男性として剛田さんに興味を持ち初めていたからだ。

正直偶然ここで会えたことも嬉しく思っていた。

そして2人で楽しく会話しながら水着を選び

剛田さんはビキニタイプの小さなものを

私はワンピースタイプにしようと思っていたが

剛田さんの強い勧めにより結局

黒のビキニタイプのものを購入した。

2人それぞれ更衣室で着替えを済ませ

3階の温水プールで合流すると

剛田さんの視線が非常に恥ずかしかったが

彼に見られる事により忘れかけていた

ドキドキ感、激しい鼓動の高鳴りを感じながら

そのドキドキ感を楽しんでいた。

そして剛田さんの筋肉の鎧を着ているような

とても40代に突入した男性の身体とは思えない

ような肉体と小さなビキニパンツから

盛り上がる股間に意識せずとも視界に入るたび

に私の脳内では主人の信二さんではなくあの水島と

比べてしまっていた。

剛田さんって・・・・

大きくなったら水島と変わらないサイズかも・・・

そう思ってしまう自分を戒めるものの

剛田さんのお世辞で

水着姿を褒められ私は股間を

熱くしプールで泳ぎながらも

剛田さんにマッサージを

してもらった日に彼の手技が

火付けとなり自宅の

リビングで自慰をしてしまい

最後は親友の香澄が

水島に犯されている姿を

想像してしまい絶頂した

事を思い出しながら水着の中の

私の蜜壺はプール内で

潤っている事を自覚していた。

《第5章 第10話 親友との共有事項そして・・・ 中島由佳子 終わり》







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第5章 悲報 第11話 運動後の食事:アクシデントA 中島由佳子:豊崎哲司

「結局ご馳走になっちゃいまして

すみませんでした~」

「いえいえ。

私の方こそ良いスポーツクラブに

紹介して頂きましたし

入会費も利用料も

この先かなり安くつきましたので

それも全て中島さんの奥様の

お蔭ですからこれくらいは」

私はスポーツクラブで偶然会った

剛田さんと水泳を楽しんだ後

結局、スポーツクラブを紹介した

お礼がしたいと剛田さんにお食事を

ご馳走になってしまった。

和食の美味しいお店であったが

私は正直食事よりも剛田さんと

会話をもう少ししたかったので

彼の誘いに応じたのだと思う。

そしてプールの中での剛田さんの視線

により淫らに濡らしてしまった自身の

蜜壺に着替えの時にもまだ濡れていた

私自身のここ最近の変化の意味を

知りたかったのだと思う。

あの車の中での水島との

SDカードを抜き取る為に

成り行き上行ってしまった

SEX以降私は信二さんとも

勿論そのほかの人ともSEXは

していなかった。

正直、信二さんとしてしまい

無意識であろうとも水島と比べて

しまう事、それに信二さんとの

SEXで逝けなかったらどうしよう

という不安があり私の方からは

誘う気にはなれなかったし

信二さんからも求めてくることは

無かった。

しかしあれ日の翌日から私の

身体は男性を求めているのが解る。

嫌でも解ってしまうのだ。

そして信二さんとはできない事も・・・

信二さんとしても必ず逝けると

思えない限りは次のSEXを信二さんと

する気にはなれなかった。

こんなに愛しているのだけど・・・

あの水島とのSEXであのように

乱れてしまい信二さんとのSEXで

逝かなければ罪悪感の上乗せを

するようなものだ。

カスミンは良いよね・・・

誠さんも浮気していたから

そこまで罪悪感を感じないって

言ってたし・・・

水島ともしちゃったみたいだけど

大原君ともしたみたいだしそのうえ

大原君とは凄く感じたみたいなこと

言ってたし・・・

「中島さんっ

中島さんっ!」

えっ・・・

「あっはい・・」

「どうしたのですか?

ボーッとされていますし

何だかお顔が赤いですが」

「えっ?

あっそうですか?

あれっ嫌だなぁ私っ

美味しい物食べ過ぎて

脳に血液が回らなくなっちゃった

かな?

それにダイエットの為に

運動に来てあんなに食べちゃったら

減らした分以上に太っちゃったかもっ

ははっどうしようも無いですね~私」

急に剛田さんに話しかけられ、

もとい剛田さんはずっと私を

呼んでいたみたいだったが

動揺すると口数が多くなる私は

一気にマシンガンのように話してしまう。

「はははっ

そんなにお気になさるほど

太っているようには見えませんがね~

それに今日は素敵な奥様の水着姿

拝見しましたがとても素晴らしい

プロポーションだったじゃないですか~」

「え~ダメですダメですっ

もう思い出さないでくださいっ

恥ずかしいっ

本当に太ってるんですからっ

特にパンツスーツのファスナがきつくてっ」

私は水着から着替えた菊一探偵事務所に

行った時に着て行った黒のパンツスーツの

パンツと腰の間に指を入れてみると本当に

思っていた以上にきつく内心うそっ

と言いながら

自分の言葉で

自分へダメージを与えてしまい

「私はそうは思いませんがね~

それでも

もしそこまで気になされて

いるのなら今度ご訪問

させて頂いた時に

局部ダイエットに

効果のある施術を

致しますよ。

オイルを使っての施術になり少し

お時間を頂戴する事になりますが

奥さんがお時間の

大丈夫な時見計らって

薬箱の点検の日を

少し変更して頂ければ

行えますので」

「え~!!

本当ですかっ!

めちゃくちゃ嬉しいのですけどっ

いけますっいけますっ!

何ならもう1日有給

取って明日でも

良いくらいっ

そんな施術があるならもっと早く

言ってくださいよ~」

「ははっ

そんなに喜んで頂けるなんて

光栄ですよっ

しかし次の点検と言っても

どんなに急いでも

来月ですからね~」

和食を剛田さんにご馳走になった

桔梗という店から剛田さんと話しながら

歩いているとあっという間に

24時間利用可能の

の無人パーキングに着く。

「そうですよね~

あ~あ~・・・

来月までにこれ以上

体重増やさないように

気をつけま~すっ」

「ははっ

大丈夫ですよっ

それでは点検に伺う

希望日決まったら

連絡お待ちしております。

今日は本当に

良いスポーツクラブ

を紹介して頂き

ありがとうございました。

中島さんのお蔭でこの町でも

またトレーニングを

再開できそうです」

「いえいえ。

こちらこそ美味しい物

までご馳走になりまして~

太ったら剛田さんに責任取って

もらいますけど~」

黄色の欧州産のカブトムシ型の

愛車に乗り込み運転席から冗談

っぽく剛田さんに笑顔で視線を送る。

「ははっ

勿論ですよ。

きちんと脂肪燃焼の

施術を行わせて頂きます」

「冗談ですよ~

もうっ剛田さんって

本当に真面目ですね~

私も実はここ最近少し

嫌な事があって悩んでいたから

凄く今日は楽しかったですっ

剛田さんに

偶然会えて良かったです

それではまた点検日ご連絡

致しますね~

ありがとうございましたっ」

私は運転席のドアを閉めると

ウインドウを開けて

剛田さんに手を振りながら

車を出す。

剛田さんは車をバックで

出しやすいように

ガードマンの様に誘導してくれた後

大きな身体を折りたたみ頭を大きく下げ

見送ってくれた。

1人運転しながら繁華街から

私が住むグランドハイツに

向かい車を走らせて行く。

さっきまで剛田さんと

いた時間が嘘のように

静かな1人っきりの車内に

理由の解らない虚しさを感じる。

虚しさを感じながら

私はまた身体の芯から熱い

ものを感じ股間が

潤ってきているのを自覚していた。

ここ最近は毎日自慰をしてしまっている。

多い時など1日に4回5回

してしまう日もある。

回数も日増しに増えて来て

自慰が終わるたびに

自己嫌悪に陥る。

そんな毎日行う自慰の時に

私は今日スポーツクラブで

偶然出会い楽しいひと時を過ごした

剛田さんを想像した

事もあった。

自慰の時はいつも水島が

私の想像の中に出てこないように

するのが大変だった。

いつも最初は主人の信二さんを

想像するのだが信二さんとの

SEXを想像しながら自慰を行うと

必ずと言ってよい程イメージの中に

水島が勝手に出て来る。

私は水島を消そうとまた別の男性を想像する。

SEXすらした事もない身の回りに普段いる

その人とSEXすることなどないような相手を

想像して水島を消すこともしばしばだった。

BARのKONG店長や、今日会った剛田さんも

その1人だ。

それでも水島が勝手に出てくるときはカスミンには

悪いけどカスミンが水島に犯されている所に想像を

切り替える。

そして私はカスミンが水島に犯され逝っちゃう姿を

想像しながら自慰で逝ってしまう事が多かった。

終わった後は心の中でカスミンに謝りながら

余韻に浸る。

本当に最近の私はどうかしている・・・

大学の頃からある程度頻繁にSEXはしてきたが

ここまで自分が淫らな女性とは思ってもいなかった。

何より私が淫らになってしまったスイッチを

入れられたのが

あのキツネのような狡猾で醜悪な男。

水島だと言う事が1番許せなかった。

カスミンは大原君としたんだ・・・・

カスミン良いな・・・

若い子と・・・

大原君勇気あるよね~

岩堀主任は僕が守ります・・・か

カッコイイじゃん大原君・・・

それにホロッときちゃい

ホテルに行くカスミンも

やるものね~

その後・・・

2人は・・・

あっああ・・・

カスミン大原君のが

そんなに良いの?

私は気づくと車どおりの

殆どない自宅のマンションを

大きく通り過ぎた港町まで

車を走らせ防波堤沿いに

車を停めパンツスーツを

膝まで脱ぎ、薄い黄色の

ショーツをパンツスーツの

脱いだところまでずらすと

私の感じる陰核に指を這わせて

いた。

「あっ・・・・

あぁ・・・

カスミン・・大原君の

良かったの?

あっ・・あぁ・・・

カスミン・・

羨ましいよ~

あっあぁ・・あっ・・」

防波堤沿いの街灯と月明かりに

照らされた車内の中の私の豊満な

下半身が私の中指を咥え込んでいく。

クチュクチュという私自身の音に

私はもう淫らな気分が止まらなく

なり指を止めて自分で腰を前後に

動かしてしまう。

「ふぅっふぅぅんっ・・・

あっあぁ・・・

信二さんっそうっ

すごいっ信二さんっ!!」

あぁ・・・・

信二さん愛してるっ

ごめんねっ信二さん私っ・・・

いやっ!

出てこないでこのキツネッ!

あの常盤広告の

中島さんがこんなに乱れるとは

意外でしたね~

うるさいっ!うるさいっ!

「はぁはぁはぁ・・・

もうっ!もういやっ!」

~◦~◦~◦~◦~◦~◦~◦~◦~◦~◦~◦~◦~◦~◦

マジかよ・・・

こんなん身辺警護や無く

ただのデバガメやないか~

見てない見てない俺は

見てないっすよ

由佳子の身辺警護を

していた豊島哲司は

女好きではあるが硬派な部分も

持ち合わせていたので由佳子の

車に気づかれないように

由佳子の死角に車を停め

双眼鏡で覗いていたがまさか

由佳子がオナニーを始めるとは

思っていなかったので

一転狼狽していた。

役得と言や~役得なんやろうけどな~

こんなことならモゲさんに中島さんに

付いてもろたら良かったわ~

俺はあのメガネ美人でも良かったのに~

まあ少ししたら終わって帰るやろ?

と気持ちが一旦折れて双眼鏡から目を

離した豊島だが任務は絶対なので

再び双眼鏡に目をやる。

~◦~◦~◦~◦~◦~◦~◦~◦~◦~◦~◦~◦~◦~◦

「はぁはぁはぁっ!!

あっあああっ!!

良いっ!すごくいいのっ!

あああっそこっ!

KONGさんっ!!

すごいっ!ああっ!いくっ!あぁっ!

いっちゃうっ!!」

・・・・

また車の中でしちゃった・・・

これで何回目なの・・

今日はしかもKONGさんと・・・

カスミンもごめんなさい・・

いつも私の想像の中で水島と

させちゃって・・・

でも今日は大原君だったから・・・

話聞いてしまっただけに・・・

凄く興奮しちゃったな・・

大原君とカスミンのエッチ・・・

私はショーツを履きパンツスーツを

腰まで上げベルトを締め脈打って

いた鼓動が徐々にペースがもどるのを

確認すると車を出そうとエンジンをかける。

「えっ・・

誰?」

今右斜め前に人影が

居たような気がしたが

気のせいかな?

まっいいか・・

見られたかな?

そう思い由佳子は自宅の

グランドハイツに車を走らせた。

~◦~◦~◦~◦~◦~◦~◦~◦~◦~◦~◦~◦~◦~◦

「おっと・・・

動くなよ」

豊崎は防波堤に隠れて

由佳子を監視していた

アジア系の外国人らしき

チンピラの背後から

首の後ろを掴み

握って動けなく

していた。

「オマエ・・・ダレ?

ウグググ・・・」

「俺か?

俺は正義の味方の

坊主の息子やっ

お前こそ誰や?

あの人に何か用か?

それともただのデバガメか?」

豊崎の握力は菊沢宏の

能力開発の訓練により

常人のそれを明らかに超えて

いて人間の握力の強いという

レベルを超越していた。

「アガガガッ

イタイイタイッ・・・

タダアノオンナノヒト

キレイダカラミテイタダケ・・・

ハナシテ・・ウギギギ・・・」

「ほう?

本当か~?お前?

まあ良いお前の処遇は

こわ~い美人なお姉さんに

決めてもらうからなっ

逃げようとしても

無駄やから逃げるなよっ

こっちこいっ!」

豊崎はアジア系の外国人

らしきチンピラを首を

掴んだまま引きづって

いくと豊崎が由佳子を

尾行して乗ってきた白の

軽四の後部座席に乗せ

手錠と足枷を付けて横に

して荷物のように積むと

すぐに車を出しながら

電話をする。

「お疲れ様ですっ

豊崎です」

『お疲れ様~

和尚?』

「はい。

姉さん今何処ですか?」

『今丁度お風呂に入ってて

上がった所よ。

自宅よ。』

「想像して良いっすか?」

『良いわよ~

明日で人生が終わっても

良いならね~♪』

「止めます・・・

ホンマすんません。

ってアホな事言うてる場合

ちゃいますねん。

今クライアントBを

警護してたらですね。

妖しそうなアジア系の

チンピラがクライアントに

接触しようとしたから

とッ捕まえて後部座席に

積んでるんですよっ」

『中島さんの方に?

そう・・・

岩堀さんの方にはまだ

何かあったという連絡は

三出君からは

来ていないわね~

という事は中島さんにだけ

橋元の息のかかった

誰かが接触を

試みたのかしら?』

「そうなんすかね~?

モゲからは連絡ないんですね。

このチンピラ日本語もいけるみたいで

本人はタダのデバガメや

言うてますが全く信用して

いませんからコイツとりあえず

引き渡したいんですわ~

俺もクライアントの車に追いつくまでは

あと2ブロックは走らんと追い付けそうに

無いからとりあえずクライアントがこのまま

自宅に行くとしたらそこで

今日はもう動かんと思うから

クライアントの自宅付近でこのチンピラ

誰かに取りに来てもらえんですか?」

『そうね。

それなら私が行くわ。

今動ける人がスノウか画伯だけだから

私が行って第二事務所に連れて行って

尋問してみるわ』

「姉さん自ら来てくれるんですね。

了解です。

ほなクライアントに追いつき

クライアントが自宅に帰ったと

確認したらまた連絡しますわ~」

『うん。

お願いね。

和尚、お疲れ様。

さすがね』

「ありがとうございます~

姉さんに褒められるとテンション

上がりますわ~

ほなお疲れ様っす!」

豊崎は予定通り2ブロック先で

由佳子の車に追いつくと一定間隔を

空け尾行を続け彼女が自宅に着くことを

確認すると菊沢美佳帆に連絡を取り

後部座席に拘束し荷物

のように積んでいたアジア系の

チンピラを引き渡す。

「姉さん1人で大丈夫っすか?

もう時間も遅いし明日尋問掛けても

ええんちゃいますん?」

「ダメよ。

この男が誰の命令で

クライアントBを監視し

接触しようとしたかは

今知りたい事なの。

本当にただの変質者なら

大塚君に連絡を取り

警察に引き渡すしね。」

「そうっすか~

運ぶのは大丈夫っすか?」

「ええ。

私はあなたみたいに担いだりは

できないから

彼自身に歩いてもらうから。

歩かなければ

少し痛い目見てもらうけど」

「そっ・・・

そうっすね・・・・

あっほな俺はクライアントの

身辺警護続けますわっ」

「ええ、お願いね。

さああなた・・

乗りなさい。

ある程度は日本語

解るよね?」

姉さん・・・

我が菊一探偵事務所の

裏のボスの菊沢美佳帆姉さま

はおもいっきり湯上りと解る

白のTシャツにデニムのホットパンツ

姿で現れて今自分の車のメタリック

ブルーのワゴン型の軽四の後部座席に

俺が捕らえた不審なアジア系チンピラを

乗せ隣に座り尋問している。

車の外から見ていると女性が

男性に迫っているようにも見える様な

妖艶な姿だが実際は違う。

俺はあの男・・・可哀想に・・・

と同情しながら中島由佳子の身辺警護

の任務に戻った。

《第5章 第11話 運動後の食事:アクシデントA 中島由佳子:豊崎哲司 終わり》







第5章 悲報 第12話 義理の娘への嫉妬 小田切省三

私は碁会場の帰りに

我が家に寄り仕事の

相談のはずがどうも

様子がおかしかった

響子さんの様子が気に

なりはしたが問い詰める

事はせずにあの橋元の

仕事を受け橋元に会いに

行った翌日と言う事もあり

橋元を知っている私には

響子さんの身に何が起こったかは

だいたい想像がついた。

そして具体的に何が

起こったかなどは考えたくも

無かった。

例え何も無かったとしても

いつもは澄んだ表情で落ち着いて

いてそれでいて穏やかな響子さんが

今日のように悲しそうにしかも

何かに怯えている。

それがあの男が原因であるなら

私にとってはその結果が全てであった。

許せない。

私は息子の恵三が橋元に

不利益を被らされたのなら

まだ自分自身で立ち向かい

解決し無理なら私に言って来なさい。

と・・・

こう言えただろう。

しかし響子さんがとなれば

話は別だ。

私は早速、恵三の事務所に居るはずであろう

現役時代の私の番頭を努めてくれていた

深町君に連絡を取った。

『はい。小田切登記事務所です。』

「もしもし・・・

私だ小田切省三だが・・・

深町くんかね?」

『あっ先生ですかっ!

深町です。

ご無沙汰しております』

「深町君。

ゆっくり話したい所だがね。

今日は君に急ぎで頼みたい

事があるのだが・・・

今忙しいかね?」

『あっいえっ

先生の指示でしたら

忙しくても何とかしますよ』

「そうかね。

すまないね。

今恵三はそこにいるかね?」

『いえ。

若先生なら今は現場ですが』

「丁度良かった・・・

実はね・・・

君にあの橋元と

アポを取って欲しいんだ。

私が会いたいと言っているとね。」

『えっ?

橋元・・・って

あの橋元不動産の橋元ですか?』

「ああ。

その通りだよ。

やってくれるかね?」

『えっええ・・・

先生のご指示でしたら

勿論ですが・・・

その・・・

先生は橋元にお会いに

なるおつもりなのですか?

まさか・・

響子さんに何かありましたかっ!』

「ああ。

会うつもりだよ。

そう言えば君も響子さんが

橋元の仕事を引き受けたと

知っていたのだね。

何かあったか・・・か・・・

実は私もそれが気になってね。

何かあってからでは

困るから少し挨拶に行って

おこうと思ってね。」

『・・・・

そうでしたか・・・

あの・・

先生・・・

アポは取ります。

しかし・・・

その橋元に会う時は

私も同行させて頂いても

宜しいでしょうか?』

「深町君・・・

君の気持ちは有り難いのだがね。

橋元の所へは今すぐ

私が1人で向かうよ。

君には私への同行より

別に頼みたい事があってね・・・

おそらく響子さんが

しばらくすればそちらに戻る・・・

厳密には隣の事務所にだね。

戻ると思うから響子さんを

見ていてやって欲しいんだ。

今日の響子さんは少し様子が

おかしかったから気になってね。

彼女は君の事を兄のように慕って

いるから君が一緒に居てあげて

くれれば響子さんも

安心すると思うんだよ。」

『そ・・

そうですか・・・

先生がそうおっしゃるなら

響子さんの事は私に任せてください。

しかし・・・

先生本当に気をつけてくださいね。

橋元・・・

あの男は底が知れませんし・・・

正直先生には会って欲しくないと

思うのが私の率直な意見です・・・

早く若先生が帰ってきてくれれば

良いのですが・・・』

「すまないね。

深町君・・・

響子さんを頼んだよ。

それに・・・

この件に関しては恵三には

まだ何もできやしないんだよ。

響子さんが手をやくほどの者を

恵三が御せるとは思えなくてね・・・

響子さんを慰めてあげれるのも

恵三には無理な気がする・・・

もし恵三がその器になっていたら

響子さんは橋元の事を私にではなく

恵三に先に話しているはずだからね・・・

今現段階では彼女を救えるのは

私や君なのだよ

・・・」

『・・・・・

はい・・・

先生がそうおっしゃるなら・・・

それでは橋元に連絡を取りましたら

先生にすぐに折り返します。』

「すまんね。

頼んだよ深町君」

私は電話を切るとすぐに

橋元の事務所がある橋元不動産の

自社ビルに向かい車を走らせていた。

ハンドルを握る手は震えていたが

これは橋元に対する恐怖ではなく

怒りである事は自分自身良く解っていた。

あの男の噂は嫌と言うほど聞いてきたが

正直一生会う事はないだろうと思っていた。

自分の為やましてや

仕事の為なら避けて通って

いただろう。

しかし息子の嫁、

いやもう私にとっては

息子の嫁以上の

存在になっている響子さんの

為なら私は相手が誰で

あろうと会いもするし

必要なら戦いもする。

しかし私が響子さんに抱いているこの

気持ちはなんなのだろう。

愛情や恋心では無い事は解っている。

そんなふしだらな思いを抱く程私は愚かな

人間では無い。

実の娘?

また違うだろう・・・

碁の先生か?

ははっ

それが1番シックリくるかもな。

そう思いながら少し表情がほぐれると

我が家で抱きしめた

響子さんの細い身体の

感触を思い出す。

わっ・・私は何を考えているのだっ

私が響子さんを性の対象として

意識しているとでも言うのか?

私に身を寄せてきた

弱っている響子さんを

見て何とも言い難い衝動に

打ち負けそのまま

放置するわけにも行かずに

私は包み込むように

響子さんの細い身体を

抱きしめてあげた。

ただ安心させてあげたかったのだ・・・

玄関先でヒールを

脱ごうとする響子さんを

振り返り何気なく見た時に

視界に映り込んだ

響子さんの下着が脳裏をよぎる。

華奢だと思っていた

いつもソファや

碁会場で向かい合い座る時に目に映って

いた響子さんの美しく細い脚。

細いと思っていたが

しゃがんでいると意外に

肉感的だと思わされ

意識してしまった自分を

戒めた。

そしてその意外にも

肉感的であった太ももの

奥に見えた黒の下着。

あの響子さんが黒の下着を

身に着けていたとは・・・

いかんっ!私は何を考えているのだっ!

もしかしたら私は響子さんに

性的な願望を抱いているのか?

そしてそれで橋元の噂から

響子さんと橋元に性的な

交わりがあったかも知れないと

思い嫉妬心により

怒りを抱いているのか!?

そんなバカな事あるはずないっ!

年甲斐もなく堅くなってくる股間。

本来なら喜ぶべき事なのだろうが

今は苛立ちの対象にしかならなかった。

そんなバカげた事を考えてしまい

股間を堅くしている自分を戒めながら

震える手でハンドルを握り車を走らせ

都心を目指していると

Yシャツの胸ポケットに

入れていた携帯が鳴る。

深町君だ・・・

「もしもし・・・

深町君。

すまないね。

どうだったかな?」

『先生っ

橋元は会うと言っていましたよっ

ただ今は橋元不動産には

居ないらしく彼が持つテナントビルの

堀北マッセビルの403号室で待つ

と言っていました。

今からですといつ来てくれても良いとも

言っていましたよ。』

「そうかね。

要件は聞いてこなかったかね?」

『はい。

快く会うとだけ

言い後は

堀北マッセビルに居るからと

先生とは以前から

お会いしたかったから

嬉しいとも言っていましたが・・』

「そうかね。

ありがとう。

世話をかけたね。

それでは響子さんの事

だけは宜しく頼むね深町君。

君だけが頼りだよ・・・」

『はい。

それは勿論・・・

光栄です。先生・・・

くれぐれも無茶はしないで

くださいね。』

「ああ。

解っているよ。

ただね。

息子の嫁が世話に

なっているらしいからと

挨拶に行くだけだから。

それじゃあ頼んだよ深町君。」

私は電話を切ると都心の西区にある

堀北に向かった。

堀北ビルの場所も知っていたので

すぐに行先の軌道修正もでき橋元の

本社ビルに向かっていた途中であった

のでそう住所も変わらない西区へは

数分で着いた。

私は堀北マッセビルの近辺のパーキングへ

愛車を停めると橋元の待つ4階へと向かって

行った。

堀北マッセビルは半分ほどのテナントが

募集中となっており今はこのご時世だから

仕方ないのかも知れないが橋元の持ち物件に

しては珍しく空きが多く、4階に至っては

フロア全室が空き部屋だった。

私は深町君から聞いた403号室のドアを

ノックする。

コンコン・・・

「はい。どうぞ。」

「失礼するよ。」

私は返答が聞えるより先にドアノブを回していた。

「すまないね。

急に会いたいなどと言い。

はじめましてだね。

私は小田切省三と申す者だが・・・

あんたが橋元さんかね?」

中は事務所と言うよりは倉庫と言える

ような使っていないオフィス用品に

工具?テーブルなどが雑に置かれていて

隣のオフィスともつなげていて物置の

ような用途で使用しているオフィスのようだった。

私が話しかけた中央の椅子に座る男が

おそらく橋元だろう。

彼の脇には外国人おそらくはアジア系の

外国人の男が1人と明らかに黒人と解る男が1人

そしてスーツを来た日本人の40代くらいの男が1人

橋元と思う男を含むと4人の男が居た。

「ええ。

初めまして小田切先生。

あなたのような高名な先生から

会いたいという申し入れを頂ける

なんてえらい光栄ですわ~

ははははっ」

橋元は立ち上がり私に近づいてくると

握手を求めて来る。

私はその手を無視して橋元が座っていた

椅子の向かい側にあった椅子に腰を

下ろすと。

「すまないね。

今日は君と仲良くしに

来たわけでは無いのだよ。

ここ失礼するよ。

少しうちの息子の嫁が君に

仕事で世話になっているようだがね。

そのことで少し気になる事があり

挨拶に来たのだよ。」

橋元は差し出した手を無視した私に

怒る事もなく元の座っていた私が座った

向かい側の椅子に腰をかけると

「ははははっ

私はやっぱり小田切先生に

嫌われていたのですかな~?

握手もしてもらえんとは・・・

しかし・・・

お子さんの奥さん?

あっあのべっぴんさんの

小田切響子先生の事ですかな?

同じ名字だしあの方は

先生のお子さんの奥様でしたか~

へ~そうでしたか~」

「知っていたのじゃないのかね?

まあ良い・・・

そういう事なので

その小田切響子は私の娘も同然でね

今回君から所有権移転登記の

仕事を頂いたらしいが

わけあってね。

娘にはさせるわけには

いかなくなったのだよ。

しかしそれでは君も困るだろうと

思い後は私が娘を引き継ぎ滞り

なく終わらせるからそれで

許してもらえんかね。」

橋元は終始余裕の笑顔を浮かべながら

「いやいや~

それは私としてもかまわないのです

がね~

しかしそんな一方的な話が

通るものですかな?

ご本人さんもここには来ない・・・

既に引退されたあんたがここに代りに

断りに来る。

こんな一方的な乱暴な話

普通通用しないのはあんたが

1番解っていそうな物ですがな~

小田切先生・・・

しかし私は何か小田切響子先生に

嫌われるような事しましたかな~?」

「いや。

通用するとは思っていないよ。

だから代わりにこの私が

仕事を引き継ぐと言っているでは

ないのかね?

それで不服なら代わりに別の司法書士を

紹介しよう。

娘はね君の事を怖いと言い悩んでいたよ。

もし嫌われたと思っているなら君が思い当たる

事があるなら君と娘の間に何があったか

是非知りたいのだがね?

聞かせてもらえるかね?」

「ええ・・・ええ・・

もう名義変更の件は出来るなら

誰でもかまいませんわ。

しかしね~小田切先生・・・

私はお嬢さんに嫌われる様な事は

何もしておりませんわ~

一緒に缶コーヒーを飲みながら

仕事の話をしただけですよ

今先生が想像している事なんて

勿論してませんわ~

もし今先生が想像している事を

私と響子先生がしていたら怖い

なんて言わんと

もっとして~

言うて響子先生

喜んでたんとちゃいますか?

ははははっ」

橋元が私の逆鱗に触れる発言をした

瞬間周りに居た男たちも大笑いする。

私は立ち上がり橋元の胸倉を

掴んでいた。

「おや?

小田切先生・・・

先生ともあろう御方が

暴力をふるわれますか?」

「くっ・・・

・・・・

私から言いたい事は

全て伝えた。

失礼させてもらうよ・・・・」

私は橋元のYシャツの首元を離すと

オフィスの出入り口のドアに

向かいこの場を立ち去る為に

歩を進めた。

すると後ろから橋元の

「張、マイク」

という声が聞えた瞬間

私のわき腹に電流が走り

後頭部には鈍器の

ようなものの衝撃を受け

私は意識が遠のきながらドアノブを掴み

崩れ落ちていた。

《第5章 第12話 義理の娘への嫉妬 小田切省三 終わり》





第5章 悲報 第13話 お義父様と深町さん 小田切響子

私はお義父様のご自宅から

事務所に戻ってくると

しばらくして隣の主人の

事務所から深町さんが

ノックをして入ってきた。

「奥さん先生・・・

その・・・大丈夫ですか?

大先生から聞きましたが

あの橋元と

何かあったのですか?

大先生は表情には出しては

いませんでしたが・・・・

あのように静かにですが

怒りに満ち震えている

大先生を

見たのは私も長い事、

大先生にお仕えして

きましたが

初めてでしたものでして・・・」

私は事務所の奥の窓側にある

自分のデスクに座っていたが

深町さんが来て下さったので

接客用のソファに深町さんと

向かい合うように座り

「深町さん・・・

私も解らないのです。

橋元社長の事務所へは

行きましたが・・・

他の仕事の時と同じように

ただ所有権の移転の

登記の依頼を受けて来ただけ

でしたが・・・

何故か橋元社長を怖いと

感じてしまいまして・・・

そのことをお義父様に相談

したらお義父様は橋元社長に

仕事を断って来てくださると・・・」

私が橋元社長に心を鷲掴みにされるような

ビジョンを見てしまったから怖いなどと

説明しても頭がおかしくなったと思われる

だけなので深町さんにもお義父様にもこれ

以上は説明のしようが無かった。

あの橋元社長はもしかしたら・・・

私と同じような感じの

人なのかも知れない。

それが何かは解らないし、

どうして私はこのように

人のイメージが流れ込んで

くるような力を持って

しまったのかも解らないが私は

この相手のビジョンが見えるビジョンアイ

私は心の中で勝手に

そう呼んでいるのだが

この力を悪用したくは

ないと思い極力

見る事を控えていた。

実は大好きなお爺様に

残念な思いまでさせ

プロ棋士にならなかったのも

相手の考える事が

見えるなら負けるはずが無い。

そんな力でプロになりプロの

世界で勝ち続けても

正直嬉しくも何ともないと思った。

それでお母様の希望であった

京都大学の法学部を

目指す道を選んだのだ。

あの時のお爺様の落胆ぶりには

正直心が痛んだし

理由を説明できないのが

もっと辛かった。

私はビジョンアイの力で

大きな岐路の選択を

することがある。

それはもう本能的とでも言うのか

右か左があったとして

右は絶対に嫌と・・・

ビジョンアイから流れ込んでくる

イメージが強くそう反応した場合

のみ左を選択するの

だが左を選択する

理由を説明できないのが

本当に辛い。

今回もあの橋元社長には普通ではない

【何か】

を感じた。

もしかしたら私と同じように

人の脳に思い描いた

イメージが見えるのか?

それとも似たような力で

もっと自由に操れる

何かがあるのか?

それが私が見た全裸の私の胸を

貫き心を掴み出そうと

している同じく全裸の橋元社長の

イメージが飛び込んで来た

あの時の映像は橋元社長の

何らしかの力だったのだろう。

しかし私は橋元社長に

何があるのかは解らないが

1つだけ・・・

彼から受けたイメージの中には

邪な色が滲み出ていた。

それは口で上手く表現できる

ものでもなく抽象的な

感覚的な物になるのだが

邪な色を感じた。

そして彼が自分の力を

きっと悪用しているのだろうとも。

それだけははっきりとわかった。

だから怖かった。

そしてその瞬間私は

無意識に心を閉じた。

自分でもどうしたのかは

解らないしもう1回しろと

言われてもできないが

私はあの時橋元社長に

心を握られる寸での所で

握られずに済んだのだった。

だからもう二度と彼には

会いたくないと思った。

次に会った時に心を握り

掴み出されたらどうなるのかが

解らなかったから。

しかしそんな恐ろしい

相手に今私の為に

お義父様が仕事を

断りに行って下さっている。

正直そのことも怖くて怖くて仕方無かった。

「私がアポを取ったのですよ・・・

私も大先生が橋元に会いに行くのは

反対だったのですが・・・

奥さん先生の・・・

響子さんの為だと

大先生は人が変わりますね」

深町さんはそう言いながら笑顔で

ポケットの中から缶コーヒーを

2本出して私の前に1本置いて下さった。

「あっ・・

ありがとうございます。

深町さん・・・

正直お義父様には

感謝の念しか湧いて

こないです。

それに・・・

何事もなく普通に

いつものお義父様の

感じで戻ってきてくださり・・・

響子さんっ

1局お願いできないかね?

仕事を手伝った見返りだよ

と言って下さるのを信じています」

私は似るはずもないが無理にお義父様の

モノ真似をしながら話してみると深町さんが

お腹をかかえて笑っている。

「あはははははっ!!

あぁ~

お腹が痛いですよっ

奥さん先生っ・・・

奥さん先生でもそんなモノ真似

する事

あるんですね~

ははははっ

良い物見れましたよ~

はぁ~

息が苦しい~」

「あ~!

深町さん酷いです~

笑い過ぎですよ~

私だって似てるなんて

思ってもいませんです~」

「いやいやいやいやっ

大先生みたいでしたよ~

若先生よりそっくりだっ

ははははっ

大丈夫ですよっ

奥さん先生の

物まね通りに

帰ってきますよっ

なんと言ってもあの方は

この町で40年間

渡り歩いてきた顔に

実績がありますし

交渉事ではまだまだ

橋元ごときにおくれを

取るお年でもないですよ。

橋元なんか大先生と

対等に渡り合うなんて

10年は早いですよ。

普通の商売ならそうなのですがね・・・」

途中まで勢いよく私のモノ真似を

肯定してくれていた深町さんが

最後の最後で言葉が濁る。

しかし私も同意見だった。

普通の仕事での交渉事

人としての格。

経験知識・・・

何1つお義父様が橋元社長に

遅れをとることなど考えられない。

ただお義父様は実直だ。

そして正直でモラルが異常に高い。

清廉潔白で厳格な人間性。

だからこそ私もおそらくは深町さんも

心配されている。

橋元社長・・・

あの人はきっと・・・

お義父様と正反対の人だ・・・

それは私のビジョンアイが見た色で解る。

嘘もつくしずるい事もする。

そして時には手段も問わず目的を

達する事もするしそれに対し何の躊躇も

無いと思う。

私は本能的に解ったがおそらくは

深町さんはこの業界を長く経験してきて

その目で見て来た事実に基づき言って

いるのだろうと思う。

それだけに重い・・・

「正反対ですよね・・・

あの方は・・・

お義父様と・・・」

深町さんが顔を上げ私を

驚いたような目で見ながら

「奥さん先生っ・・・

1度会っただけで

解りましたか!?

あの男表面上は

人の良さそうなただの

中年をいつも装って

いるのですが・・・」

「えっ

あっはい・・・

何となくですが・・・

お義父様とは正反対の

方だなと・・・

ただの勘です・・・」

としか言えないが勘も

ビジョンアイで見た物も

それほど変わらないだろう

と思いそう応えた。

「やはり・・

大先生が若先生より

響子さんを押すのが

解ります・・・

あなたは知識や品格だけでなく

鋭い目もお持ちなようだ・・

今回も私は若先生に橋元の

仕事を受けるのを1度は反対したの

ですがね・・

若先生はあっさりと受けてしまわれた

そして調査士の領域ではなく司法書士の

領域だと知った瞬間相手を調べもせずに

私の話も話半分くらいにしか聞かずに

奥さん先生に回されてしまわれた・・・

その辺の短絡的な所を直してやってくれと

大先生に頼まれてはいるのですがね・・・

私も番頭失格ですな~・・・」

「うちの人は・・・

決断は早いのですがね・・・

深く考えない所がありまして・・

その決断の早さは良い所でも

あるのですがね・・・

あっでもそれは全く

深町さんに問題が

あるわけじゃないですよ~

人の性格なんて他人の

影響力でも簡単に治るものでも

無いですし・・・

そこはわたくしも

心得ておりますから

今後はわたくしと深町さんで

フォローしていきましょう。

恵三さんを・・・

あの人はあれでも省三先生、

お義父様の跡継ぎですからね」

「優しいですね~奥さん先生はっ

その人格面も含め大先生のあの評価

に繋がっているんでしょうね~」

私は深町さんの持って来てくれた

完コーヒーに一口、

口を付けながら

褒められる事はいくら慣れていても

こう眼前で褒められるとやはり何度

同じことを経験しても照れる。

「もうっ・・

あまりお上手ばかり言わないで

下さい。深町さんっ」

「いやいや~

若先生が羨ましくてですね~」

と深町さんも同じようにご自身が

持ってこられたコーヒーを飲みながら

笑っている。

そうしていると事務所の電話が鳴った。

「あっ電話・・・

深町さん少しお待ちくださいね」

私はデスクに戻り受話器を取ると。

「お電話ありがとうございます。

小田切登記事務所でございます。」

『こんにちは~

この間はどうも~

橋元不動産の橋元です~』

えっ・・

橋元社長・・・・

何故今お義父様と話している

橋元社長が・・・

お義父様はもうお帰りになり

仕事を断られた恨み言でも

言いにかけてきたの?

「あっ・・・

その説は大変お世話になりました。」

『ああ・・・

ああ・・

あの仕事の件ですがな~

アンタの義理のお父さんが

断りにきはってね~

えらい剣幕で大暴れするさかい

ちょっと寝てもらってまんのや~

ですから小田切響子先生に

迎えに来てもらいたいんですけどな~』

「えっ!?

お義父様が暴れた?

そんな事あるわけないですよ。

それより橋元社長・・・

お義父様に何をされたのですか?」

私は冷静に話しているつもりでは

あるが手が震え受話器がカタカタ

と耳に当たる。

心配そうに私の隣まで

来てくれていた深町さんが

手で合図をして電話を替わるように

指示を出してきたので私はこのまま

橋元社長と話せる自信がなく

深町さんに受話器を渡した。

《第5章 悲報 第13話 お義父様と深町さん 小田切響子 終わり》





第5章 悲報 第14話 落とし穴 中村美香子

田尾さんとの秘め事・・・

あの日から1週間が経ったが

田尾さんとはあれから何も

無いし社内で顔を

合わせてもお互い

何事も無かったかの

ように普通にしている。

しかし私はあの日以降

完全に自分が変わった

気がしていた。

今までは同じことの

繰り返しのような

毎日が作業の様に

進んでいた感覚が

あの日以降は毎日が楽しかった。

自分でも活き活き

しているのが解る。

そんな中、

私は浮かれてしまっていたのか・・

午前中に私は

ありえないミスをしてしまった。

取引先に居る稲垣君から

見積もりをFAXして

欲しいと連絡があり、

連絡があるだろうと

予想していた私は

予め昨日に仕上げ用意

していた見積書をFAXした。

そしてその後、帰社した稲垣君に

オリエンテーション室に呼び出され

私が送った見積書を見せられる。

私は目を疑った・・・

工事代金8400000円のはずが

84000000円となっていた・・・

おかしい・・・

昨日2度見直し明日はこれを

稲垣君からFAXしてと現場から

連絡があるだろうなと思い作成した。

昨日は桁数間違いなど

初歩的なミスなど

するわけもなくキチンと

金額も合っていた・・・

はずだった・・・

ありえない・・・

しかし言い訳は

できない理由があった。

今まではFAXする前に

キチンともう1度

目を通してから

FAXしていたのだが

仕事に慣れてきたことや

工事部の実力者

田尾さんとの一件から

正直私は浮かれていた。

木下晴美や山木由紀子

からも最近綺麗になった

とか何か良い事あった?

などと聞かれるし

田尾さんとの一夜限りの

熱い夜以来私は確かに

上機嫌で浮かれていた。

主人の弘樹君からも

最近機嫌良さそうやねと

からかわれる始末。

そんな気分よく何事も

上手くいっている

時にこそ落とし穴と

言うものはあるものだ。

私はオリエンテーション室の

長テーブルの前に立ち尽くし

パイプ椅子に足を組み

偉そうに座っている

稲垣君の前に置かれた

私が送った見積書を

見続けていた。

「何か言う事ないの?」

稲垣君がのっけから喧嘩腰のような

口調で私に言葉を求める。

正直彼の言う通り

言葉などあるはずもない。

だって私にはこのような数字の

見積書を作成した覚えがない

昨日の終業直前に仕上げたが

その時は2度確認し数字は合っていた。

どうして?

浮かれていて確認の時にすら

見落としてしまっていたの・・・

~◦~◦~◦~◦~◦~◦~◦~◦~◦~◦~◦~◦

昨夜の稲垣から中村弘樹への

LINE。

【中村君。練りに練った作戦

だけど明日進展がありそうだよ。

今日奥さんが帰った後奥さんが

いつも僕のクライアントの現場から

送ってと頼む見積もりを先行して

作ってくれてるのだけどその数字を

改ざんしておいたから。

奥さんがFAX直前で気づけば

修正が入り作戦はまた別の物を考え

なければいけないけど、僕の経験上

丁度慣れて来たころは作成した後は

キチンとチェックするけどチェックを

キチンとする人程FAX直前のチェックを

怠ったりするものなのさ。

明日奥さんから改ざんしたFAXが送られて

来たら少し中村君との作戦を進めてみるよ。】

中村弘樹からの返信。

【お疲れ様~

松永やるな~それ

うちの嫁、

最近浮かれてる感じで

仕事にも自信

出てきたみたいで

有頂天やから

引っかかるんちゃうか?

上手く行ったらまた連絡してな~

今までの松永の

うっぷんも晴らしたれよっ

最終作戦までいけそうなら

都心のドットクラブの

806号室抑えるから

早めに連絡頼む。】

【わかったよ。

社外での謝罪を中村さんが

承諾したらまた連絡するね。

それではまた明日。】

昨夜稲垣と中村美香子の旦那の

弘樹とでこのようなやり取りがあった。

~◦~◦~◦~◦~◦~◦~◦~◦~◦~◦~◦~◦

そして佐川鋼管工事の

オリエンテーション室。

「中村さん。

ミスしておいて謝る事も

できないの?」

稲垣君がいつもより

今日はかなりご立腹の様で

王子っぷりも全開で私の

イラッとする気持ちもいつもより

も2割増しだが今回に関しては

本当に間違えた覚えはないが

FAX送信時に確認していないので

これが私の作成したものと別物だと

しても言い訳のしようがない。

全面的に私が悪いのだ・・・

しかし謝りたくないし謝る気が

そもそも私には無かった。

どうも・・・

謝りたくない相手と言う人が

生まれてから死ぬまでに何人かと

出会うとは思うがこの人が今

私が謝りたくない人のダントツで

ナンバー1だった。

私は冷ややかな視線を見積書に

送るだけでまだ言葉を発せないでいた。

「そう。

見積書の桁数ミスしておいて

謝る事もできないの?」

確かに・・・

今回に関しては

王子がこのように

不遜な態度で私を

責め立てるのは

当然だが私は

稲垣君にだけは謝りたく

ないしそもそも

この人受け付けない

タイプなのでこの

オリエンテーション室に

2人っきりで居る事、

事態が嫌だった。

「中村さん?

FAX送る前にキチンと

再確認した?

してないよね~

していたら8400万円なんて

ふざけた数字の見積もりが

クライアント先に

届く事ないしね。

中村さんこれが届いたせいで

僕がどれだけ現場で

恥をかいたか解る?

まあそれなのに

謝る事もできない

気の強い中村さんの

ような人は

もう僕の補助に

いらないから。

人事に言って

次の契約で終わりに

してもらおうと

思っているんだけど

何か反論ある?

人事もトップセールスの僕が

営業補助を変えたいと

言うんだから

異論はないと思うしね。

以前にも何人かついていた

補助は自分から辞めた人も

いたけど僕が人事に

言って辞めさせた人も

居るから・・・

あまりにも仕事が

できなくてね~

まあそれでもさすがに

見積もりの桁数

間違える様なバカな子は

居なかったけどね。」

キ~!!

あ~!腹が立つっ!

ここまで言われて

反論できないなんて・・・

しかし

それって首?

私を首にするって事?

彼にそこまでの

権限があるとは

思っていなかったが

王子ならありえるかも?

なんせ我儘が服来て

歩いているような

人だから・・・

それに所詮私は

いち契約社員の営業補助・・・

彼は営業成績が

毎月1位の会社に取っては

大きく売り上げに

貢献している社員。

会社がどちらを

優先するかは一目瞭然・・・

私は屈辱的ではあったが

彼をこころゆくまで罵りたい

気持ちを抑えながら

ギリギリ精一杯の

所で我慢しながら

「・・・・

申し訳・・・

ございませんでした・・・」

と手をヘソの辺りで揃え

軽く頭を下げる。

何とか謝る事ができた・・・

やっぱりどう考えても

今首になるのは困る。

小学1年生の息子の光には

私学入試の為に

新しい塾を

同じマンションの

中島さんから紹介

してもらう予定だし

剣道の経費もバカにならないし

今こんなところで

こんなバカ相手に

やらかして失業している

場合じゃないのよ。

「中村さん。

君謝り方も知らないの?

まあもう良いよ・・・

謝って貰わなくても

中村さん心の

どこかで僕の事

バカにしているでしょ?

僕が年下だから

という理由だけじゃ

なくね。

普段から僕に対する・・・

このトップセールスの僕に

対する君の態度が悪い所も

気になっていたんだよ。

だからもう人事にかけあうから

謝らなくても良いから」

えっ・・・

謝ったじゃない・・・

何?謝り方を知らないって?

どういう事?

今のじゃダメなの?

えっえっ?

王子本気みたい・・・

これはマズイ・・・

なんとかしなきゃ・・

とりあえず首だけは

免れないと・・・

「えっ・・・

あっあの・・・

稲垣さん・・

誤解ですよ・・・

私・・・・

バカになんか

していませんし

それに今契約

切られると非常に

困ります・・・」

「そう?

そんなの僕には関係

ないからね。

それにもう今はただ

謝って貰っても僕の気は

おさまらないからね。

もし土下座でも

する気が

あるなら僕今日

仕事が終わってから

ここで待っているから

ここに来て

土下座でもしてみせる?

そうしたら少しは

気が変わるかも

知れないけど話は

まずそこからだね?」

そう言い稲垣君はメモ用紙に

何かを書いて見積書の横に置き

先に部屋から出て行ってしまった。

私はメモを手に取り見てみると

それには

【ドットクラブ806号室】

とだけ書いてあった。

何これ?

806号室と書いてあるから・・・

何処かの部屋よね?

マンション?ホテル?

私はメモをポケットにしまい

営業部の事務所に戻る前に

化粧室に行き部屋に籠もり

スマホでドットクラブを検索してみた。

何件か出て来るがこの町の住所で

出て来た物が1件。

えっ?

SM専用ホテル・・・

うそでしょ・・・

何考えてるのあのバカ王子・・・

でっでも・・・

ここに行って土下座するだけでしょ・・・

それをしなきゃ

あのバカ王子本気で

私の契約を本気で切ろうと

しているみたいだし・・・

こんな事誰にも話せないし・・・

土下座するだけよ・・・

行くか行かないか・・・

選択肢は無いじゃないのよ・・・

私は見積書のFAX前に

目を通さなかった

事を悔やんでも

悔やみきれない気持ちで

稲垣君から渡された

メモ用紙を手の中で

握り潰していた。

《第5章 悲報 第14話 落とし穴 中村美香子》





第5章 悲報 第15話 菊一探偵事務所裏の仕事 菊沢宏

うちの事務所のエージェントにして俺の

高校の同級生の姫こと伊芸千尋とお嬢こと

寺野玲華が俺の【残り香】の力から依頼を

受けていた裁きのターゲットを上手く釣りだして

来てくれて確保したので俺は今ターゲットが

罪を犯した現場近くの倉庫を抑えそこで

ターゲットと対峙していた。

今回姫とお嬢が色仕掛けにより

釣り出し捕獲したターゲットは

高と陳というアジア系のチンピラ

2人だった。

依頼人は今この町で結構な騒ぎになっている

連続主婦失踪事件で失踪中であった1人

田中美穂さんのご主人の田中次郎さん。

田中さんは奥さんの美穂さんが失踪中で

あった時に依頼を持ってきてくれたのだが

我々が奥さんの所在を掴む前に奥さんの

美穂さんの遺体が府と県の境の山奥から

発見された。

美穂さんの遺体は全裸で木に吊るされる

形で見つかったのだが府警の捜査結果は

自殺。

それに納得するわけがない田中さんは

我々に何とかならないかと持ち掛けて

来たが我々も警察の判断までは覆すことは

出来ないと俺の妻の美佳帆さんは

田中さんに伝えた。

号泣する田中さんは美佳帆さんに

犯人は妻の弱みに付け込み不倫関係に

発展させて散々妻の身体を弄んだ

水島と言う男だと断言する。

しかし証拠は無い。

同情した美佳帆さんは田中さんに

今から話す事は内密でお願いしたいと

付け加えた後

裏の仕事の話を持ち掛ける。

田中さんは金に糸目は付けないし

他言は絶対しないと約束してくれ

二つ返事で依頼をしてきた。

しかしウチの裏の仕事の殆どは

ターゲットが既にはっきりしている

場合が殆どでそのターゲットを

社会的に失脚させ抹殺する事が

多かったが、今回の田中さんの

依頼は【裁き】であった。

裁きの中には依頼者の希望にもよるが

実質的な殺害も含まれる。

勿論依頼料は高額になるがそれでも

田中さんは裁きを求めた。

最初美佳帆さんは断ろうとしていたが

田中さんの恐ろしいまでの憎悪の念を

感じ押される形で引き受けた。

そして今回亡くなられた田中美穂さんが

自殺と納得していない人がもう1人居た。

美佳帆さんの同級生で俺たちの先輩に

当たる府警の刑事の大塚さん。

大塚さんは連続主婦失踪事件の

担当刑事のユニットリーダーで

あったが今回、田中さんの件は

大塚さんの父親の大塚以蔵府警本部長

所謂府警のトップから自殺で片付ける

ようにとお達しがあったらしい。

美佳帆さんが大塚さんと飲みに行き

尋問して来たからと言っていたから

確かだろう。

尋問手段は教えてくれなかったし

力で読んだら扇子の計よ言われた

のでそうしている。

気にはなるがまあ良いだろう。

そして納得していない大塚さんの

チームはまだ連続主婦失踪事件の

捜査をしながら田中さんの事件も

調べているらしい。

これも美佳帆さんが

大塚さんから聞き出し

今では我々も大塚さんの

チームと情報交換

をしながらお互い協力していた。

そして今回田中さんから

依頼を受けた我々は

本来は企業などへの

潜入捜査が得意な

伊芸千尋と寺野玲華の

2人と俺でチームを

組み捜査へ当たっていた。

まずは水島がやったか

どうかは別として

実行犯を捕らえて誰の

指示かを聞き出さないと

本来のターゲットは

絞れないので俺は自殺と

された田中美穂さんの

遺体が吊るされていた

府と県の境の山奥に行き

田中美穂さんが吊るされて

いた木の場所を美佳帆さんに

頼み大塚さんから写真の

コピーとだいたいの場所を聞き現場で

俺の力の1つ

【残り香】

で見た。

残り香とは人間が大きく感情が

揺れるような

行動を取る際に脳から

発せられる思念の力も

やはり大きくその思念は

大抵しばらくはそこに

残る。

その思念を感じることによりそこで何が

起こったか解るのだ。

そして俺は田中美穂さんが

吊るされていたで

あろう木を寺野と伊芸の

3人で探し当てた。

途中、虫がうっとおしいとか

蚊に刺されたとか

寺野が俺に文句を言いながら

結局木をみつけるまでに

ディナーを2食分も奢らされる

羽目にはなったが

とにかく見つかった。

その木から残り香で見た映像は、

凄惨極まりない物で

あったがとにかく実行犯は

アジア系の男2人。

この映像を俺が伊芸に

そのまま伝達する。

伊芸の手を握り

1分ほどするだけで俺が

見た物は伊芸にも見える。

そして伊芸の力、飛映で美佳帆さんに

伝達する。

伊芸は自分が今見ているものでも

脳が映像として捕らえているイメージでも

離れている特定の人間に見せる事ができる。

その力で美佳帆さんに見てもらいアジア系

のチンピラ風2人の男を美佳帆さんのハッキング

技術を使い調べてもらった。

美佳帆さんから来た情報は名前と住所と

2人共都心から数駅離れた地区で日雇いで

たまに現場の仕事をしている事。

それだけ分かれば十分で後は伊芸と寺野の

得意分野、ターゲットの釣り出しで俺が

指定する場所まで連れて来てもらう。

そして俺が不意打ちを食らわせ縛り上げれば

尋問する場所にまで連れて行けばあとは

欲しい情報を聞き出すと言う流れだ。

その結果今椅子に座り腕を後ろで

縛られている2人のアジア系のチンピラが

俺の前に居る。

「なあ。

アンタら田中美穂さんを

絞め殺して同じ個所に

縄を括りあの木に吊るした

事まではわかってんねん。

後は誰の命令でしたかや?



「シラナイ!ヤッテナイ!

ソンナオンナシラナイ!」

「ねえグラサンもう良いじゃない。

こいつら実行犯ていう事は

確定なんだからこいつら

裁いて依頼人に報告すれば

終わりじゃないの?」

面倒くさがりの寺野が

中々口を割らない陳と高にかなり

苛立っている。

「玲華さん。そういうわけには

いかないわ。

依頼人は実行犯より主犯。

つまり奥さんを殺すように命令した

人をターゲットとしているの。

だからこの2人が自分達の意志でした

という自白があればこの2人を裁いて

終わりだけど今の段階じゃこの2人は

裁けないわ。」

俺が言おうとしたことを姫こと伊芸千尋が

代弁してくれた。

「ふんっ!優等生のアンタの意見を

聞いてるんじゃないわよっ!

ねえグラサンもうやっちゃったら!?」

何でこいつらこんなに仲悪いねん。

ていうかお嬢が一方的に姫に敵愾心

むき出しにしてるだけか?

はぁ・・・

高校の時からやからな~

こいつら仲悪いんは・・・

片や清楚系美女で性格も成績も抜群の優等生。

片やお色気系美女で成績も運動能力も抜群だけど

高飛車な性格からいまいち人望は無し。

ていう高校時代そのままやんっ!

「いや・・・

まあお嬢が苛立つのも

解るんやけどちょい待ってや

しゃ~ないから無理やり吐かせるわ」

「あっあれやるの!?

かわいそ~この人たちっ」

寺野玲華が言ったあれとは

俺が尋問で良く使う手で

ただの握手である。

しかし俺と握手した相手は

俺が無理やり見せるイメージに

より手が焼かれている程熱く感じたり

凍りつく程冷たく感じる。

それは全て相手の脳がそう感じているだけで

実際には手は何もなっていないし

ただの握手である。

俺たちは肉体的な拷問を与える事を

良しとしていないので相手から襲い掛かって

来たり武器を出されたりなど余程自分の身に

危険を感じる時以外は格闘術は使わない。

「よし。

高さんだったかな?

姫、彼の後ろの縄ほどいて

やって」

「了解。」

伊芸千尋が高という名の

アジア系のチンピラの縄を

解く。

「さっきので・・・

暴れても俺や彼女らに

勝てないと言う事は

解ってるやろ?

だから暴れないでよ

高さん」

「ナニヲスルキ?

ワタシタチナニモシテナイ

ナニモシラナイ」

「もし捕まったら

そう言うように

言った相手を

聞かせてくれないかな~?

高さん

ちょっと握手しようか?

高さんは熱いのと冷たいのと

痛いのどれが1番嫌いかな~?」

俺は高の手を取り

ただ普通に握手した。

そして高に見せたイメージは・・・

「アガガガガッ

イッイタイッ!!

アンタナンテチカラッ!!

テガツブレルッ!!

ハナセ!ワタシナニモシラナイ!!」

「離してやるけど

それはアンタが誰の

命令で田中美穂さんを

犯したうえで首を

締めて殺したか言ってからやっ

アンタ自身が考えてした

事じゃないやろっ!

この映像も見せてやる・・」

俺は高の手を万力のごとき

力で締め付けられている

感覚を味あわせながら田中美穂さんが

吊るされていた木の残り香から

読み取れた映像も手を通じて見せた。

「こういう風に

したんやろ?

これ誰の命令?

はよ言わなもっと強く

握るで。

これ以上強握ったら

アンタの右手一生

使いもんにならんやろな~

それでも言わんなら次は左手・・・

そして最後はお前の腐れ

チンポと玉も握り潰すぞっ!」

「ウガガガガガッ!!

ワカッタワカッタッ!!

イウッイウッイウッ!!

イウカラヤメテッ!!

チョウサンッ!

チョウサンノメイレイデッ!

オカネモラッテヤッタヨッ!!

ホントウッ!!ホントウノコト!!」

俺は手を放すと高は自分の手が

砕けてしまったのかと思い

手を確かめているが何も無かったことに

驚きながらサングラスを外し高を

見据えて居る俺に怯えた表情を

見せる。

こうなればもうどんな質問にも

応えるだろう。

縛っておく必要も無い。

しかしチョウサンとは張・・・?

張慈円の事か?

張慈円とはこの町で暗躍する

アジア系のチンピラの

元締めのような男で

府警ですら手を焼きなかなか

手出しができない男。

そして最近では俺に以前裏の

仕事の依頼を持ってきた

橋元の子飼いになったという噂もある。

今回のターゲットが張慈円なら・・・・

どうする・・?

厄介どころの話ではないな・・・

「おいっ!

お前そのチョウサンは張慈円の事か!?」

「アア、ソウダヨッ

ワタシタチチョウサンノメイレイデ

ヤッタ。シカシオマエニハナシタカラ

コロサレル!」

「コウ!オマエナニハナシテル!

オマエノセイデオレマデシヌ!」

横でまだ縛られている陳が騒いでいる。

こいつらの怯えようから本当に

主犯は張だろう・・・

しかしあの張が今回の依頼人の

田中さんの奥さんを殺す必要が

あったのだろうか?

メリットは?

横では張の存在を知らない寺野が早くその

張をやりにいこうと騒いでいるし・・・

確か伊芸は張の事を知っていたはずだが

やはりあの冷静な伊芸でも少し青ざめている。

とりあえず俺は携帯を取り出し事務所で

居る妻の美佳帆さんに連絡をした。

「もしもし・・・

美佳帆さん?

俺やけど」

『宏?

どう?2人は何か吐いた?』

「うん。

主犯は張あったよ・・・

あの張慈円・・・」

『そう。

やっぱりね・・・

張の名前が出てきたか・・』

「えっ?

やっぱりって・・

美佳帆さん予想してたの?」

『なんとなくね。

普通私がハッキングして

出てきたアジア系のチンピラなら

大抵は張の息がかかっている

という経歴まで出てくるのだけど・・

今回の2人は出なかったの・・・

だから余計にね・・・

府警のデータからも張との関係を

強制的に削除できる男。

おそらくは橋元でしょ?

そして橋元の傘下に入ったと言う

噂のある張。

自分が命令して殺させたのなら

府警に尋問された時に

自分への繋がりが

無ければ切り抜けれる

自身があるのでしょうね。

そう言う理由から裏から

手を回したんじゃないかな?

と推測はしてたわ。

そして張の部下に

直接命令を下したのは張では

なく水島じゃないかしら?

その高と陳が水島から張の命令だと

お金を渡されたとしたら・・・

そして水島の事を橋元の傘下の

男の1人じゃなくただの張の仲介人くらいに

考えてたのなら・・・』

「なるほど・・・

さすが美佳帆さん・・

ちょっと待ってや」

俺はいったん電話から

耳を離して高に再度

尋問をする。

「なあ・・・

お前に今回の事を

やるように言ったのは

張慈円やろうがそれは

直接か?

それとも代わりに誰か

が来たのか?」

「オレタチガチョウサンニ

チョクセツアエルコトハ

ナイヨ。

カワリノオールバックノ

カミガタノオトコガ

カネヲモッテチョウサンノ

デンゴントイイキタンダ」

俺は頷きまた電話に

耳をつけて

「美佳帆さんの推測通りやわ。

さすが百聞の美佳帆っ」

「やっぱり・・・

ってね~宏その呼び方

やめてよね~もうっ

あっそれじゃあその2人は

ターゲットじゃないから・・・

でも一応クライアントの

奥様を直接やったのはその2人だから

クライアントに連絡取って聞いてから

もう1度かけなおすから少し待っていて

くれる。」

「了解。ではいったん切るわ」

俺は美佳帆さんからの連絡を待つ間に

さっきからうるさい寺野とうるさくは

ないが暇そうにしている伊芸にもう帰っても

良いと今日の約束したディナー代を渡し

帰らせた。

次の任務がどんなものになるかはまだ

解らないが今後も彼女たちの力を借りる

必要があるだろうと思い機嫌を取っておく

必要もあったしとにかく寺野がうるさかった

のもある。

彼女たちを帰らせるとすぐに

美佳帆さんから連絡があった。

『宏?

お疲れ様。

今クライアントと連絡が

ついてね・・・

あなたから姫経由で

貰った残り香の映像の

内容については伏せて・・・

実行犯がみつかったけど

主犯は違うと・・・

とりあえず張と言う男が

主犯と男たちが吐いたとまでは

話したわ。』

「うん。

それで・・・

こいつらはもう良いって?」

『ええ。

クライアントはね

張が主犯じゃ納得していない

みたい・・

だから裁きの対象を張に

変えつつ水島とのつながりを

探って欲しいらしいの。』

「そっかぁ・・

解った。」

『あっそれとね。

宏が居ない時に

新しい依頼が入ってね。

その件でもどうやら

橋元におそらく

水島も絡んでいるみたいなの。

だから宏も今日は戻ってきて。

残りは自宅で詳しく話すわ。

もしかしたら行きつくところが

同じかも知れないのよね。』

「新しい依頼か・・・

それも橋元や水島絡み?

まったくあのオッサン

どんだけ害やねんっ!」

『うん。

怒るのも解るけどまだあるの・・

それとね昨夜和尚がアジア系の

チンピラを1人捕獲して・・

新しい依頼主の1人を和尚に

ガードしてもらってたんだけど

彼女をどうやら狙っていたのが

水島の命令でみたいなの。

私が尋問したから間違いないわ』

「えっ?

美佳帆さんが尋問したの?

っていうか水島やんっ!

やっぱり・・・

そっちの依頼で水島もう捕獲

したらええんちゃうん?」

『あっ詳しくは

帰ってきたら話すけど

水島はたまたま繋がったけど

私が受けた依頼は人探しなのよ

これが結構複雑で・・・』

「人探し!?

また主婦の失踪か?」

『いえ。

24歳の男の子・・・』

「なんや・・

ホンマに複雑そう・・

帰ってからゆっくり聞くわ~

あっそれとこいつらどうする?」

『あっそれについては

今大塚君に連絡をしたから

彼今そちらに

向かっているから

彼に引き渡してくれれば

良いから。

彼としても田中さんが自殺じゃないと

解る動かぬ証拠だし喜んでいたわよ。』

「了解。

じゃあ大塚の旦那に引き渡すわ

ほなまた後で~」

『うん。

お願いね。

宏良くやったわね。

お疲れ様』

と電話を切った。

俺は美佳帆さんに褒められたいから

頑張っているんやろうな~

ホンマいつ褒めらられても何度褒められても

嬉しいしテンション上がるわ~

そして俺は高の腕をもう1度

縛りあげて待っていると

府警の連続主婦失踪事件の

捜査ユニットのリーダーに

して俺の妻で事務所の大蔵大臣的存在の

美佳帆さんの同級生で友人の大塚博之さんが

部下の神谷沙織刑事と一緒にやってきた。

「ようっ

宏君お疲れ様っ

こいつらが田中美穂さん

殺害の実行犯?」

「あっ大塚の旦那

神谷さんお疲れ様です。

そうですっさっき吐きましたよ」

「凄い・・・

ですね。

私達がどんなに

捜査しても殺人と言う

証拠は一切出てこなかったのに

もう実行犯を捕らえているなんて・・・」

神谷刑事が不思議そうな悔しそうな

表情で俺を見る。

「ほら。

そこはまあ・・・

うちの奥さんが優秀なので・・・」

と力の事など警察に話せるわけも

なく力技で誤魔化しにかかる。

「相沢さんも企業秘密って

教えてくれないし一体

どういうルートから情報

得てるんだよ?宏君」

相沢とは美佳帆さんの旧姓で

大塚さんは今でも美佳帆さんを

旧姓で呼ぶ癖がある。

「いや~

それはホンマに企業秘密

なんですわ~旦那~」

「そうだよな~ハハハッ

俺はいっつも相沢さんに

情報提供だけさせられて

大事な所は教えてもらえないん

だよな~」

「旦那だけちゃいますって~

俺も亭主であるのにかかわらず

結構ええようにされてますわ~」

「宏君もか?

ハハハッ

まあそこが相沢さんの

魅力でもあるからな?

ミステリアスというか」

やっぱり大塚さんは美佳帆さんに

好意を抱いているよな~

まさか昔の彼氏とか?

と思いながらも俺は大塚さんに

力を使い探るような事はせずに

それに自分の妻が見向きもされないよりは

魅力的と思われている方が旦那としては

嬉しく思うタイプの人間である俺は

大塚さんに嫌な気持ちも持たずに仲良く

できていた。

「まあその分はほら?

こいつら引き渡しますから

こいつらええ手土産でしょ?

旦那」

俺は高と陳を立たせて大塚さんと

神谷さんに引き渡す。

「大変有り難いですわ。

菊沢さん。

この2人が実行犯と言う

事は田中さんの件は自殺では

なくなりますからね。」

神谷刑事は淡々とした口調では

あるが喜びが隠しきれないのか

陳を引っ張っていく手にも力が

入っているように見える。

しかし何処となく浮かない表情の

大塚さん

「あれ?旦那?

こいつらじゃ不服ですか?」

「いや宏君・・・

そんなことは無いよ。

ありがとう本当に助かるよ。

相沢さんにも宜しく伝えて

おいてよ。

それじゃあ

私達は今から尋問だから行くよ」

「はい。

伝えておきますよ。

それではお疲れ様です」

俺は警官でも無いが敬礼を

して2人が乗った覆面パトカーを

見送って自分も車に乗り帰路に

着いた。

《第5章 悲報 第15話 菊一探偵事務所裏の仕事 菊沢宏 終わり》





ご挨拶と登場人物紹介8

皆様、いつも千景の一夜をお読み下さり大変感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございます。

また5章の途中ではありますが展開的に5章も
4章同様非常に長くなりそうなのでここでまた
登場人物の紹介をさせて頂きます。
過去にも紹介した人物も再度の紹介に
なるかもしれませんが5章をお読み頂くに
あたり人物像を知って頂ければ一層イメージが
膨らみやすいという人物を上げさせて頂きます。
また2回目のアンケートも作成しました。
人物の名前を投票して頂くだけですので
お手数ですがご協力頂ければ今後の展開の
参考にさせて頂きますので宜しくお願い致します。



水島喜八(44歳) 平安住宅 賃貸借部門 主任代理 狡猾で長い物に巻かれる性格 女性で年                     下の香澄が先に主任になり下に付けられているの腹の底では怨みに思っている。
現在は橋元の傘の下で己の欲望を思いのままに実現しだしている。 
既に念願であった香澄を犯し益々勢いに乗るが菊一探偵事務所の登場でこのまま彼の思い
通りに事は進むのか?
174㎝59キロ 28㎝

橋元浩二(42) 橋元不動産社長 素人盗撮AVの販売の元締。この町の裏の実力者。
人の本当の欲望や考えて居る事なども解る特殊な力も持つ。 
現在は水島を始めマイクや張なども自分の思い通り操りこの町の警察のトップや
その他の実力者すら橋元には頭が上がらない。
177 87 24㎝ 

木島健太(27) オルガノと言うマンションに住む。105号室
橋元の妻の弟 商売が繁盛し女性に対しても経験豊富な橋元を尊敬。
素人AV事業にかかわっているが定職にはついておらず。
最近では三崎梓をその体力で散々弄んでいる。
172 74 28㎝

張慈円(41)   アジア系チンピラ集団の元締め。橋元の子飼い
かなりの人数のアジア系のチンピラが張を頼りに
言いよってくる。危険な輩も多く従える。SEXの趣味は拷問の様に
道具を使うのが得意。
179 72 29cm

マイク・アルベルト(24)  橋元に拾われた元ボクサー。橋元のボディガード的存在。
橋元が作成する裏のAVの男優役も務める。
過去に交通課の制服警官の女性を犯しているが
橋元にもみ消して貰っている経緯あり。
188 90 32㎝

深町幸作(56)独身  小田切登記事務所 
土地家屋調査士補助者 恵三が父の代からの調査士事務所を継ぐ前から恵三の父
省三の補助者。
現状は響子と一緒に響子の事務所で橋元からの電話を受ける。
166㎝76㎏ 22㎝カリ極太

小田切省三(62)   小田切登記事務所設立者。
響子の義理の父 囲碁好き アマ八段の腕前
現状は橋元のテナントビルの倉庫で張とマイクに
襲われ拘束中。
168㎝73㎏ 23cm極太

大塚博之(37)独身  府警の捜査1課所属。警部補 
この町で起こっている連続主婦失踪事件の
ユニットリーダー。菊一探偵事務所の菊沢美佳帆とは
大学時代の同級生。府警本部長、大塚の息子でもある。
177㎝59㎏ 16cm

神谷沙織(29)独身  府警の捜査一課所属の刑事 巡査
生真面目で堅い性格の刑事。
菊一探偵事務所にいつも先を越される事を
悔しく思っている。現在5年間彼氏無し。
167㎝54㎏ 84C 59 88
                     
荒木友恵(30)独身  府警の捜査一課所属の刑事 巡査部長
温和で神谷の刑事としての務めを果たす
為にたまに行う暴走を止める役目。
実は大塚とは婚約中だが大塚には
他に誰か好きな人が居るのではないかと
内心不安に思っている。
168㎝58㎏ 90F 63 92

永田幸治(29) 独身 大手通信機器メーカー営業 夜顔の常連
           178㎝67㎏ 23㎝ 

河本忠(52) 既婚 セラミック製品工場の社長 剣道7段 小学校の体育館で剣道指導 夜顔の常連
             南中剣友会と言う美香子や絵美が子供を通わせる剣道道場の代表でもある。
             180㎝96㎏ 27cm極太

松前洋子(29)美香子、絵美が子供を習わせている剣道に子供を通わせている
          ママ友。
          157㎝44kg 87E 59 85

高野知美(31)同じく剣道の府警の1人。
          161㎝48㎏ 79A 57 83

前島幸 (28)美香子、絵美が子供を通わせる剣道南中剣友会の父兄
         159㎝49㎏ 83C 60 87
        
境谷明(33)南中剣友会の指導者。河本の弟子。剣道5段の腕前
        178㎝59㎏ 21cm

中尾正志(53)南中剣友会の指導者。河本の友人で河本同様の女好きで性豪。
          生徒の母親が美人揃いの南中剣友会の指導を河本に頼まれた
          時に生田絵美の姿を見て指導する事を決める。
          183㎝90㎏28㎝


小島信二(24)独身 中村弘樹や美千代が勤務する消費者金融のコールセンターに勤務する派遣社員。
              美千代が2か月間仕方なく勤務したピンクサロンの客でもあった。
              177㎝69㎏ 24㎝ 

稲垣真一(32)既婚 都市ガス系列の企業 佐川鋼管工事の第一営業部トップセールスマン。
          イケメンではあるがナルシストで自意識過剰。
          稲垣と一緒に仕事をした面々は彼のわがままな性格に振り回される事に
          なる事もしばしば。
          美穂(37)と沙羅(5)の家族構成。
          親が離婚していて旧姓は松永だった。実は中村弘樹の同級生で友人。
          弘樹には学生の頃からの借りがあり弘樹を今でも兄貴分の様に慕う。
          現代は田尾と美香子の情事を目撃した弘樹の美香子のお仕置き役を
          引き受け実は自分に対する態度を快く思っていなかった美香子への
          お仕置きを楽しみにしている。
          180㎝67㎏ 19㎝

錦哲雄(54)佐川鋼管常務取締役
         錦居る個室に営業報告書を持ってくる女性社員に
         お尻を触るなどのセクハラが普通に許されている
         人柄の役員。
         SEX経験はプロ素人含め500人を超えている強者。
         179㎝90㎏26cm

山木由紀子(37)既婚 12年目 佐川鋼管工事 営業補助
美香子の同僚 雅裕(37)瞬(6)の家族構成
163㎝54㎏ 87E 63 89

木下晴美(34)既婚 8年目  佐川鋼管工事 営業補助
美香子の同僚 幸一(35)優希(8)の家族構成
162㎝ 47㎏ 83C 59 84

今西明(51)既婚 佐川鋼管工事 取締役営業本部長
175㎝65㎏19㎝

伊達一馬(50)既婚 佐川鋼管工事 工事部部長 現在長期入院中
169㎝75㎏ 23cm

生田絵美(36) 自宅でピアノ教室をしている教育ママ
博則(32)大和(6)の家族構成。美香子の子 
光が通う小学校の体育館の剣道を大和も習っていて知り合いに。
博則と弘樹が実は小中の同級生という事で意気投合。
164㎝56㎏ 85D 63 93

生田博則(32) 中村弘樹の中高の同級生。
個人経営の老舗の印刷会社勤務。松岡印刷。
168㎝55㎏ 13cm

松岡武文(54) 松岡印刷社長。     
アマチュアカメラマンとしても
そこそこ有名で雑誌で賞を取るほど
ハマっている。  
以前一度会社のバーベキューで知り合った
社員生田の妻絵美を自宅のスタジオで撮影。  
また撮りたいと思っている。
絵美は綺麗に撮ってもらったと喜んでいるが
博則は内心複雑。

175㎝68㎏25cm

相原幸子(32)オルガノに住む専業主婦
家賃が払えずに2か月間木島に立て替えて
貰い、3か月目も立て替えてもらえるように
お願いい行くと木島にタダでは無理と言われ
SEXを要求される。
光明(31)の収入に不満。
SEXレス
158㎝59㎏ 85㎝D 62 90

西崎由香(36)既婚 常盤広告 由佳子の先輩
167㎝54㎏ 88F 62 90

5章で登場しそうな主な人物を一通り紹介致しました。
菊一探偵事務所の面々は人物紹介6で紹介しておりますので
そちらの方を参考にして下さいませ。
それでは今後も更新の方は一生懸命頑張りますので
是非皆さま今後とも宜しくお願い致します。
また下記のアンケートも上の人物紹介に人物紹介6なども
参考に是非投票頂ければ幸いです。
宜しくお願い致します。


























           
           









筆者紹介

千景

Author:千景
訪問ありがとうございます。
ここでは私千景が書いた小説を紹介させて頂きたいと思います。
ほぼ私と同年代の既婚者が主役のものになるかと思います。登場人物同士が
つながりを持っていて別の物語では最初の物語の主人公が脇役を務める様な
小説全体につながりを持たせ想像を膨らませていけたらと思っております。
どうぞ宜しくお願い致します

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