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第5章 悲報 第44話 報告 菊沢美佳帆

結局スノウこと斉藤雪は

昨夜のうちに帰って来なかった。

私と宏は今日1番でクライアントの

岩堀香澄さんに捜索の依頼を受けた

大原良助の件についての事実を

報告する義務がある。

その岩堀さんの気持ちを優先しつつ

水島を大塚君に引き渡すか

どうかの決断にもせまられる。

田中美穂さんのご主人からは

水島を苦しませた上で社会的に

殺害して欲しいと最初は実質的な

殺害を希望されていたがご依頼内容が

水島を捕らえて宏に痛めつけられた

後の画像を送った事で内容が変わっていた。

さすがにあんな男でも自分の希望で

殺害するのは心が痛んだのか。

姫こと寺野玲華とお嬢こと伊芸千尋は

責任の感じた寺野に付き合う形で伊芸も

スノウ奪還に向けて現在もドットクラブに

居るのかどうかが分からない

スノウの行方を

私達が動けるようになった時の為に

橋元、張、マイクの所在も含め

調査に出て行った。

くれぐれも無理はしないでという

私の言葉も寺野には伝わっったかどうか・・・

それに代り水島が拘束され岩堀さんと中島さんには

もう危険はないだろうと言う事で和尚こと

豊崎と結局、豊崎の勧めでうちの事務所の

一員になる事になったモゲこと三出君が

事務所に帰って来た。

昨夜岩堀さんに連絡をして本日の9時に

事務所へ来てもらう事になっている。

昨夜帰って来なかったスノウの事は

本当に気になるし私自身も責任を感じるが

今は事務所の代表の妻としてやるべきことを

しなくてはならない。

こんな時は本当に自分の立場を恨めしく思う。

間もなく九時になるが事務所に依頼人の岩堀さんが

来たようで大原良助の姉も一緒との事。

北王子が対応し客室へ案内してくれたようだ。

いつもは・・・

いつもは来客の対応はスノウがしてくれていた。

私の助手であり最高のサポートをいつもしてくれて

接客応対も事務所で1番秀でていた斉藤雪が居ない。

ここでも私はそれを実感させられていた。

スノウは・・・

帰って来なかったんだ・・・

私は落ち込む中さらに岩堀さんに辛い報告を

しなくてはならない。

立場上所長なので宏にも立ち会ってもらう事に

していた。

私1人ではスノウの事もあり精神状態が不安定で

岩堀さんに大原良助の事を伝えた後

本当に今この事務所の一室に監禁している

水島を殺しかねないと思ったからだ。

本来ならいつもは宏がキレて私がそれを

止めるのだが今日に限っては役目を代わって

貰っている。

宏が先程、和尚こと豊島哲司に

「俺もあのハゲに関しては

美佳帆さんと同じ気持ちになるかも

知れん・・・

美佳帆さんが水島を殺りかけて

俺も同じように殺りかけたら

お前が俺らを止めてくれ・・・

な・・・」

と頼んでいたのが聞えた。

そんな宏ではあるが

今は和尚も居るし私達が怒りに任せて

暴走してしまっても・・・

なるようになるだろうと思い

客室で待つ岩堀さんと大原良助の姉の所へ

行く。

コンコンッ

とノックして失礼しますと私が

先に入り2人に一礼すると

この間会ったメガネをかけている方の

女性、岩堀さんは今日は私服姿で

黒の半そでのブラウスに白のデニム地の

タイトスカートであった。

そしてその横に座っていたこちらが

大原さんのお姉さんなのであろう。

2人共私と宏が入室すると立ち上がる。

長身だと思っていた岩堀さんよりまだ

長身の大原さんのお姉さんは黒色の

パンツスーツ姿でストレートの黒髪を

アップにし後ろで束ねていて少し日焼けを

しているのか程よい健康的な肌の色に

見えた。

職業柄全身を視線を動かさず眺めてしまうもので

彼女の左手薬指には結婚指輪と思われる

プラチナの指輪がはめられている。

「岩堀様、はじめまして

私が菊一探偵事務所の

所長の菊沢宏です。

この間ご依頼を受けた際は

席を外しておりまして

誠に申し訳ございませんでした。」

先に宏が立ち上がった2人に

挨拶をする。

このセリフをこの言葉で

覚えさせるのにスノウと2人がかりで

昔から何度練習させたか・・・

スノウ・・・

「岩堀香澄さんは2度目になりますね。

そちらの方は大原さんのお姉さまと

お伺いいたしましたが・・・

わたくしこの菊沢の妻で美佳帆と

申します。

当事務所の所長代理を務めております。

この度はお二方御側路ありがとうございます。」

私も宏に続き挨拶をしながら会釈した。

「菊沢さん

この間はありがとうございました。

今日は・・・

調査結果が出たと・・・

それで大原君のお母様は

遠方なのですぐには

こちらに再度来て頂くことは

できませんでしたが・・・

大原君のお姉さまは

この町に住んでいらっしゃったので

今日は御一緒に来て頂きました。」

岩堀さんが大原さんのお姉さんを

手の平で差しながら紹介する。

「あっこのたびは

弟の良助の捜索を

してくださっていると

言う事で・・・

誠にお世話になっております。

わたくし大原良助の姉の

大東奈津紀と申します。」

大原さんのお姉さんは大東奈津紀と

名乗った。

名字が違うと言う事はやはり

ご結婚されているのねお姉さん。

年の頃なら岩堀さんよりも

少しお若いくらいかな?

大原良助さんが24歳なので彼女は

28歳か29歳くらいと

いう所だろうか・・・

「お姉さまですね・・・

わざわざ御側路ありがとうございます。

さあ・・・

かけてください・・・」

宏が2人にソファに座るように

促すと2人共私と宏の向かい側の

ソファに座った。

私達も腰を下ろすと丁度

北王子が4人分のお茶を

お盆に乗せて運んで来てくれた。

「ありがとう。北王子君」

私がそう言うと岩堀さんと大東さんも

北王子に頭を下げている。

北王子が失礼しますと退室すると

いよいよこの2人に橋元から聞いた

真相を話さなければならない。

私が口を噤んでいるのを見て宏が

気をつかったのか先に口を開く。

「岩堀さん・・・お姉さん・・・

私達はご依頼を受けた大原良助さんの

失踪後の行方をあらゆる

方面から情報を得ながら捜索を

してきました・・・」

「はい・・・・」

岩堀さんが無言で頷く

隣で大東さんが相槌をうった。

「・・・・・・・・・

結論から申し上げますと・・・

大変申し上げにくいのですが・・・」

宏が声を震わせながら

みるみるうちに結論を予測して

表情が変わっていく2人につられて

もらい泣きしそうになっている。

感情移入のしやすさは私以上で

この優しい所が私は宏の1番好きな所でも

あった。

宏のもらい泣きを見ていると私まで

泣けてくるがここは誰かが伝えなければ

ならないので私に気を使いここまで

話してくれた宏を私が引き継いだ。

「お姉さん・・・

岩堀さん・・・

力不足で申し訳ございません・・・

私達が得た情報では・・・

岩堀さん。

あたなの会社に大原さんが出社して

来なかった最初の日に・・・

彼は既に亡くなっていました・・・」

岩堀さんがもしかしたら

予想していたのか・・・

結論を言う前から涙を流し

そのまま眼鏡を外し顔を覆った。

お姉さんの方も呆然とした後

目から流れ落ちる涙を拭こうとも

せずにただ私と宏の間の何も

無い空間を眺めている。

「私達が調べた内容では・・・

こちらが報告書になりますが・・」

私は橋元から引き出した情報を

資料にして作成した物をテーブルに置き

「岩堀さん

あなたの失脚を狙った

水島にあなたを陥れる

片棒を担ぐよう持ち掛けられた

大原さんが水島を裏切った

事による報復で

水島が彼が親しくしていた

不動産屋の橋元の

所に世話になっている

外国人マフィアの張。

彼の部下に水島が勝手に

命じて・・・

大原さんを拉致した後

殺害し県と府の境の井熊山に

埋めてあるとの事です。

ある程度の場所までは

私達で特定できたので・・・

御遺体は今私の同級生の

親しくしている府警の刑事の

部下の方が捜索してくれています。」

「うっ・・・・・

うぅ・・・・

大原君・・・・・

ごめんなさい・・

大原君っ・・・

私の為に水島を裏切ったから・・・

お姉さま申し訳ございません・・

私のせいで・・・」

報告を聞き岩堀さんが大原良助の

姉の大東奈津紀さんの横にソファから

降り正座しながら頭を下げている。

涙を流しながら大東さんもソファから降り

岩堀さんの前に正座して

「いいえ・・・

頭を上げてください・・・

岩堀さん・・・・

良助は私や母に・・・

うぅ・・・

いつも・・・

電話で仕事の話をしてくれた

時にあなたの事を話していました・・・・

美人で素敵な上司で・・・

うぅ・・・

うっ・・・

たまに叱られるけど・・・・

その言葉は・・・

いつも温かくて優しいって・・・

うぅぅぅ・・・

うっ・・・・

あなたのせいではないわ・・・

良助はきっと・・・

あなたの事を好きだったんだと・・・

電話で聞いていて・・・

思っていました・・・

でもご結婚されている方だから・・・・

だからっ・・・

ひぐっ・・・・うぅ・・・

あの子は後悔していないと・・・

あなたの事を・・・・

どんなふうにその水島という人が・・

あなたを陥れようとしたのかは・・・・

分からないけど・・・・

あなたの事を守れたと・・・・

思っているんじゃ・・

ないでしょうか・・・

だから・・後悔なんて・・・

うぅぅぅ・・・・・」

そう言うと大東さんはその場に

泣き崩れ岩堀さんは大東さんの

前で下げていた頭を上げ・・・

「大原君は・・・

あの日・・・

水島を裏切った日に・・・・

言ってくれました・・・

岩堀主任は・・・

岩堀主任は僕が守ると・・・

うぅぅぅぅっ・・・・」

そう言うと岩堀さんもその場で

泣き崩れ宏も

もらい泣きしながら

ソファの背もたれを思いっきり

殴っていた。

私も岩堀さんの言葉で涙が出て来て

止まらなかった。

しかし伝えなければいけない事がある。

「・・・・

大変残念です・・・・

岩堀さん・・・

お姉さん・・・

大原良助さんを・・・・

実質殺害したのは・・・

張という男の部下の男2人で

そのうちの1人は既に捕らえて・・・

警察に引き渡しています・・・

そして主犯の

水島ですが・・・

水島を・・・

どうされたいですか?

これは・・・

今から話すお話は

内密にお願いしたいの

ですが・・・

岩堀さんと

お姉さんが水島に対し

報復をお望みでしたら・・・

どのような内容でも可能でしたら

どうされたいですか?」

泣き崩れていた2人が

顔を上げ岩堀さんと大東さんが

顔を見合わせた。

「2度と・・・・

2度と刑務所から

出れないようにしてほしいです・・・」

大東さんがそう言った。

「私は・・・

私は水島を許せない・・・・

許さないです・・・」

私と宏、そして大東さんは

同時に先ほどまでの岩堀さんでは無く

激しい怒りに支配されている

彼女の表情に恐怖すら

感じて見入っていた。

あのクールに何でもこなしそうで

普段は表情の起伏もあまりなさそうに

見える岩堀さんからは想像もつかない

表情に見える。

やはり岩堀さんも

大原良助を愛していたのか?

ただの可愛がっている

部下が亡くなっただけの

怒りにはとうてい思えない・・・

それか彼女自身が元々水島に対して

相当強い怨みを抱いていたのか?

岩堀さんは恐ろしい程の憎悪の表情を

浮かべそのまま俯き考えていたが

顔を上げると冷ややかな本当に

冷ややかな表情に戻っていて

涙で化粧は落ちていたがそれで

彼女の美貌を損ねるものでもなく

その彼女が

「そうですね・・・

2度と普通の生活ができなくなる

ように・・・

刑務所すらあの男には

生ぬるいでしょうが・・・

私を守ると言ってくれた・・・

あの大原君を・・・

うぅ・・・

殺したのですもの・・・

もう2度とこの町の

空気を吸えないように

なれば良いと思います・・・」

本当は実質的殺害を

希望したいのだろうけど・・・

お姉さんの手前・・・

言えなかったのかも・・・

「かしこまりました。

それではわたくしどもの仕事として

最後の仕上げは・・・

水島は既に捕らえてありますので

私の友人の信頼できる

刑事に引き渡して・・・

今回の依頼は終了とさせていただきます・・

このような結果に終わり・・・

誠に残念でなりません・・」

「いえ・・・

本当にお世話になりました・・・

その・・・

水島という人まで捕まえて

くださったのですね・・・」

大東さんがうつむいていた顔を上げて

私を見る。

「菊沢さん・・・

ありがとうございました。

水島まで捕まえてくれていたなんて・・・

どうりで出社してこなかった

はずですね・・・

これで大原君が浮かばれるとも

思いませんが・・・

私に出来ることは全て・・・

しましたので後は御遺体の捜索も

水島への刑罰も警察の方に

任せるしかないですものね・・・

本当にお世話になりました。」

「いえ・・・

私達もそれくらいしか・・・

出来なくて申し訳ありません・・・」

宏が床で正座している2人の前に

行き立つように促した。

これで岩堀さんからの依頼は終わったが

この件がきっかけで我が菊一探偵事務所と

橋元一派は大きな争いの渦へと発展して行った。

そして私の助手であり我が事務所一の冷静な

頭を持つ皆の火消し役。

スノウこと斉藤雪は橋元達に捕らえられているままなのだ。

とりあえず岩堀香澄さんへ悲報を告げるという結果に

なったのは大変残念であったが水島を確保できたことで

少しは彼女たちの心の痛みを鎮火できればと心より願った。

《第5章 悲報 第44話 報告 菊沢美佳帆 終わり》

《第5章 悲報 終わり》






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筆者紹介

千景

Author:千景
訪問ありがとうございます。
ここでは私千景が書いた小説を紹介させて頂きたいと思います。
ほぼ私と同年代の既婚者が主役のものになるかと思います。登場人物同士が
つながりを持っていて別の物語では最初の物語の主人公が脇役を務める様な
小説全体につながりを持たせ想像を膨らませていけたらと思っております。
どうぞ宜しくお願い致します

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