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第2章 日常に潜む非日常 第5話 狡猾な男 中島由佳子

個室居酒屋で香澄と別れた由佳子は

徒歩で昨日、平安住宅の水島と怪しげな会話から

不動産屋の社長と解る40代くらいの恰幅の良い

スーツ姿の男にその不動産屋をお兄さんと呼ぶ

20代後半くらいの男性と3人でBOX席で飲んでいた

BAR【KONG】に向かっていた。

有名私立の中学、高校、大学と共に過ごしてきた親友の

香澄の為に、少しでも香澄に害をなす恐れがある水島の

悪だくみを暴きたいという気持ちは勿論あったが由佳子は

元々、論理的に行動する香澄とは反対で好奇心により動く

事が学生の頃からよくあった。

今回の行動ももしかしたら、昨夜聞こえるようで核心までは

聞こえなかった内容の続きを知りたいというような己の探求心

に突き動かされBARに向かっているだけかも知れない。

由佳子自身その衝動がどちらが原因かは気づいていないで

あろうが、大義名分は親友、香澄の為であった。

昨夜も来たBAR【KONG】は繁華街のスナックやラウンジなどが

テナントで入っている商業雑貨ビルの地下にあった。

コツンコツンとヒールの音が地下に続く階段にエコーの

ように響かせながらKONGの前に立ち左手にブランド物をバッグを

持ち右手でドアを開けると程よいボリュームの洋楽が聞えて来る。

店内を一瞥しながらカウンターへ向かい、もう馴染みになってしまった

BARのマスターのコングに一瞥すると

「今日も来てくれたのですね。

中島さん」

とコングがおしぼりを出してくれる。

このBAR【KONG】はマスターが自分のあだ名で

あるコングから取ったものであだ名はマスターの

見た目がそのまま、あだ名になったらしい。

来る客、来る客が皆、口を揃え上手く付けたものだと言い

由佳子もそう思う。

カウンターの前の長身の由佳子ですら床に脚が届かないほどの

高い位置にある回転式の椅子に黒のパンツスーツがビッシリと張り付いた

ふくよかなヒップを沈めると

「また来ちゃいましたよ~

今日はもう飲んでいるから

ノンアルコールのビールを

下さい」

と笑顔で少し声を落とし小声で言う。

由佳子の思惑通り昨日のBOX席で

水島が居るのは確認した。

あと2人男性が居たが後ろ向きの姿しか見え

無かったので誰かは確認が出来ていない。

他の客は由佳子から2つ席を空けて20代のカップルと

今日はもう1つあるBOX席も埋まっている。

(これくらいお客さんが居れば水島の注意は

私には向かないよね)

と思い出されたノンアルコールのビールの

グラスに口を付け

「珍しいですね。

中島さんがノンアルコール

なんて」

とコングことマスターが

由佳子にグラスを差し出しながら言う。

(お願い。今日は1人にして・・・

とは言えないしここは目立たないように

元気のないふりでもしながらやり過ごすか)

「ええ。

ちょっと最近飲み過ぎかな?」

と苦笑いでいつもはマスターと

雑談を楽しむ由佳子にマスターも

少し元気が無いなと思い遠慮気味に

「そうですか・・・

あまりご無理なさらないでくださいね」

と苦笑いを残しもう1組の客の前に行く。

(ふぅ~

何か緊張する・・・

これが本物のスパイね)

と完全にスパイになりきっている

由佳子が耳を澄ましてみると小さなボリュームで

店内の雰囲気を作り出す洋楽の音に合わせ後ろの

BOXの会話も聞こえてくる。

⦅ほら~大原君っ

若いんだからもっと

飲んでも良いんだからっ⦆

キツネの声だ・・・

由佳子はより耳に神経を集中する為に

カウンターに肘をつき目を閉じる。

⦅あっ

はい・・・・

ありがとうございます・・・

飲んでいます・・・⦆

⦅はははっ

水島さんこの子は

素直やから大丈夫やろ~

あのインテリ堅物女の

岩堀やなく

あんたに付くよ⦆

この独特な話し方にこの声は

昨日の不動産屋ね。

大原君も居るし・・・・

カスミンじゃなくキツネに付く?

どういう意味?

と更に耳を澄ます。

⦅でも・・・・

僕は岩堀主任を騙すなんて・・・

そんな事できないですよっ⦆

大原君・・・何を持ち掛けられてるの・・・

由佳子がカウンターで後ろの会話に意識を

集中している。

⦅騙すんじゃないんだって・・・

明日君は岩堀主任と二重引き落としの

お客さん所回るだろ?

それを行かなくて良いように

有給入れたら良いだけの話だから⦆

水島・・・何故大原君とカスミンがお客さんの

所に行かないで欲しいのだろ・・・

⦅はい・・・

でも・・・

せっかく岩堀主任の接客が

見れるチャンスですし・・・⦆

大原君本当に真面目~

さすがカスミンのお気に入り!

あっこんな事言ったらまたカスミンに

私は平等に・・・

って言われそう。

と由佳子が考えていると

⦅大原君~

仕事熱心は良い事だけどね・・・

大原君にもメリットを用意しようと

思っているんだけどね~⦆

あ~キツネの喋り方腹が立つわねっ!

⦅さっきも話したけど・・・

この方・・・

橋元社長がね・・・

君が間違って2重請求をした

物件のオーナーさんなのは

さっき話したよね?⦆

⦅はい・・・

伺いましたが・・・⦆

⦅君が2重請求をしたという事、事態

この橋元社長に直接迷惑がかかっている

訳では無いが橋元社長の物件の住居人の

方がそんなひと月の家賃を2回引き落とす

ようなハイツに住んでいたくない。

出て行くと言われたらそれは君の責任だよね?⦆

⦅あっ・・・・・

はい・・・・

それは・・・本当に申し訳

ございません・・・⦆

⦅それでね・・・・

そうなってもならなくても

2重請求自体が

橋元社長の会社の信頼を

大きく落とした事には変わらないんだよ

ここまでは解るね?大原君⦆

ねちっこい~

大原君を虐める為に呼び出したの?

あのキツネそんなに仕事熱心だった?

カウンターの前に座りながら話に集中している

由佳子のグラスが空いたのを確認したマスターが

もう1杯ノンアルコールで宜しいですか?

と声を掛け笑顔で無言で頷いた由佳子の前に

新しグラスが運ばれて来て由佳子は依然

後ろのBOX席の会話に夢中で。

⦅はい・・・

それは当然解ります・・・・⦆

⦅それでね・・・

ここからは絶対に口外しては

いけないよ・・・

解っているね?

私は役職的には岩堀より下だが

人事や役員には今でも岩堀よりは

話が通る立場に居るからね。

君が口外しないと約束するなら

君にも橋元社長にもメリットが

ある話を今からするよ・・・

良いね・・・⦆

何?何?

急に声のトーンが落ちて良く聞こえなにのだけど・・・

と思い由佳子が手洗いに行くふりをしてBOX席の脇を

通る。

すると大原と目が合い

「あっ・・・・」

と大原が声を出すと水島に橋元も声の方を向き

目が合う。

(うわ~

どうしよ・・・

あっでも昨日も偶然飲みに来て

会ったわけだし・・・

ここで知り合いに会うのは何もおかしい

話じゃないしね・・・)

「あっ大原さん?

ですよね~

あれ~こちらは水島代理も~♪

偶然ですね~

いつもお世話になっております~

今日は2回目ですね~大原さんは

あっカスミ・・・じゃなく岩堀主任に怒られてた

から私ご訪問したの気づかなかったかな?」

と仕事中のように由佳子が努めて明るく

偶然を装い先手をうつが水島がチッと舌打ち

したのを由佳子は見逃さなった。

由佳子はその形相に一瞬背筋に悪寒が走り

すぐさまここを立ち去ろうと決意する。

「これはこれは・・・・

常盤広告の美人営業さんじゃないですか

中島さんでしたよね。

確かうちの岩堀とはかなり親しい

ご友人でしたね~

こちらこそいつもお世話になっております」

と水島が『うちの岩堀とはかなり親しいご友人』

のフレーズを橋元に聞かせるように強調して言った

ように聞こえさらに心拍数が上がる由佳子。

「はい。そうなのですよ~

また近々広告をお願いしたします~

それでは失礼致しますね~」

と笑顔で会釈をしその場から立ち去り

すぐに勘定を済ませ店を出る由佳子。

収まらない鼓動が早歩きによりさらに

激しい鼓動に変わっていくこともかまわずに

陸上で鍛えたその脚力での速足はかなりの

速度で由佳子の愛車を停めている

コインパーキングへ向かう。

(絶対に何か悪い事企んでる!

もう少し聞けば全て解ったのに~!

何であそこで大原君声出すのよ~!

助けてあげれたかも知れないのに~

急いでカスミンに知らせなきゃっ!)

そう思い余計気が焦る由佳子がコインパーキングへ

付いた時に自分の駐車番号を確認しようとした

瞬間、右手を掴まれた。

「っ!!

水島・・・・さん・・・」

「中島さん・・・・

ちょっとお話ししませんか?」

低くドスの聞いた声で由佳子の腕を

離さない水島。

繁華街から細い路地を抜けて

夜は寂しくなる小さなオフィスビルが

数件立ち並ぶ所にコインパーキング

はあったので賑やかな繁華街に比べ

反面こちらは人通りも無いので後ろから

追われれば黒のパンツスーツ姿の長身の

女性という目印で探せばすぐに見つけられた

のであろう。

「・・・・・・・・

水島さん痛いですよ・・・・

離してください・・・

お話は次に御社にお伺い

した時に聞きますから・・・」

「そうは行きませんね~

中島さん・・・・

本当にあの店にいたのは

偶然ですか?

もしかしたら大原が岩堀に

何かを相談してあなたが代わりに

見に来たとか言う事はないでしょうね?」

(やっぱり・・・このキツネ鋭い・・・

当たってはいないけど近いし・・・)

「何の事ですか?

私はたまたま飲んでいただけなのですが・・・」

またチッと舌打ちをした水島が

私の手首を強く握り。

「私もここに車を停めているのですよ・・・

少し話しましょう・・・・」

と強引に水島は由佳子の腕を引っ張り

黒のワンボックスカーの後部座席に乗せられる。

途中

離してくださいっ!

何も聞いていませんし聞かれちゃ困る事を話していたのですか!?

と抵抗を試みるも水島は由佳子を車に乗り込ませるまでは

口を開かずに後部座席に乗せられた由佳子はヒールのまま

通常仕様で背もたれを倒し広いスペースになっている

後部座席の奥に押し込まれ後部座席の入り口に水島が座る。

《第2章 日常に潜む非日常 第4話 狡猾な男 中島由佳子 終わり》




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筆者紹介

千景

Author:千景
訪問ありがとうございます。
ここでは私千景が書いた小説を紹介させて頂きたいと思います。
ほぼ私と同年代の既婚者が主役のものになるかと思います。登場人物同士が
つながりを持っていて別の物語では最初の物語の主人公が脇役を務める様な
小説全体につながりを持たせ想像を膨らませていけたらと思っております。
どうぞ宜しくお願い致します

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